1番さんへ 「プーチンが悪い」を電信柱が高いのもプーチンが悪いと皮肉られた「枯れ木」1番さんが、転進して御大ポスト英米さんに噛み付くことにしたみたいです。まったくご苦労さまです。確かにポスト英米さんには訳のわからない発言も目立ちます。しかし、マイケル・ジャクソンの芸術が、すべて反語的表現で満たされているように、この「嘘の帝国」のなかではやむを得ない仮装であるかもしれない。MJをもちだすのは、すこしほめすぎですか。1番さんにお願いしたいのは、やみくもに悪口をいうのではなく、作文の基本である「起承転結」をすこし意識してくれないかということです。小学校から社会人になるまで、一度も教えられてこなかったかもしれないが、せめて「起承」ぐらい守ってほしいと思います。たとえば、ワシントン・ポストがレポートした、ウクライナの避難民がロシアの残虐行為を証言したとか、朝日新聞がZ印のついた戦車をレポートして、ウクライナ軍の反撃が始まったとか。これらの事実(起)をうけて、「だから(承)」プーチンが悪い、ロシア軍が悪い、ついでにポスト英米さんが悪いと。 一度もまともな作文訓練をしてこなかった1番さんのピエロぶりが目立ちます。 よく1番さんの上司も我慢していますね。あまりにあほらしいリプライがついているので、あきれて読者が読むのをやめる、考えることをやめるということを狙った「ある種の自爆作戦」かもしれません。しかし、枯れ木が「枯れ木も山の賑わい」と言われるのは、新しい新芽が枯れ木から生じるからです。「萌芽更新」といいます。でも、この枯れ木はあいかわらず枯れ木のままです。 ところで、ロシア軍の残虐ぶりを避難者の証言からスクープした、ワシントン・ポストがどうなっているか、ご存知ですか。 ワシントン・ポストはいま「溶けている」(Melted)そうです。在米の主要新聞がこぞって引用して「鬼の首をとったかのように」(例えが古すぎて恐縮です)ロシアの残虐さを報道しました。一大スクープでした。しかし、このロシア軍の残虐行為から 逃れてきた避難民は、実は「俳優」であることが暴露されて、まったくの逆効果になりました。演劇専攻学科をもつ同じ大学にいたとか、同じ役割を演じた映画に出演しているとか、捏造に関しての発言がどんどん出ています。 ワシントン・ポストは、これらの証言に対して、まったく窮しています。おまけにCIAの関与も明らかにされてきているようです。CIAの悪巧みの失敗が明瞭になるるにつれて、欧米のマスコミも台湾についての報道に関して疑いをもちはじめました。 中国軍の台湾侵攻というCIAが描いたフェイクシナリオは、トップガンという最新映画に紛れ込まされた「台湾独立旗」の問題とも関連して、大きく騒がれはじめています。中国軍の台湾侵攻に対抗して、日本・アメリカが一緒に反撃するというCIAの「夢のシナリオ」は、たぶん実現することはないでしょう。ただし、今のところという限定をつけておきます。 朝日新聞の誤報は、CIA・電通の指示を受けて報道内容を作るという昨今の報道姿勢をみれば、ある意味ささいな事件でしょう。Zの印は、ロシア軍の作戦名からきた目印で、ロシア軍の映像には必ずといっていいほどZがついた装甲車両の映像があります。小さな男の子が戦車兵の帽子をかぶり、走行するZ印のロシア軍車両に対して道端から敬礼する映像は印象的です。 最近では、マリウポリの住民に対して、Z印のロシア軍車両が食料、飲料、幼児用品をつめたダンボール箱をつんで、無尽蔵にあるかのように配布する映像があります。ドンパス地域でも二匹の魚が向き合ったダンボール箱で、配布している映像があります。 さて、やっと、ロシアTVが、バイデン大統領が飛行機のタラップで3度つまずく映像をながしました。反民主党系のYoutube動画では、かなり前から流されているものなので、特に目新しいことはないのですが、バイデンが2度つまずき、3度目はおおきくつまずくという映像には、ロシア側からのある種の「ほのめかし」を感じます。1回めのつまずきは、ウクライナ軍が短期の勝利に失敗したこと、2回めのつまずきは、経済制裁に失敗したこと、3度め大きなつまずきは、はたして何でしょう。民主党の大きな支持率低下でしょうか。 いずれにしても、基軸通貨の地位を失いつつあること、40カ国にしか経済制裁参加国がいなかったこと、ロシアの経済制裁がロシアではなく参加国自体の経済に大きな打撃を与えつつあること、ドンパス地域での撃がまったく失敗におわり、NATO,ペンタゴンの威信をおおきく損ねたこと、ロシアと中国、ロシアとインド・イランなどの協力が明白になってきたことなどアメリカ側のマイナス要素には事欠きません。 しかし、アメリカ側に盲従する日本国に未来はあるのだろうか。朝日新聞の誤報道にも反応しない既存メディアを見ていると、心配がつきません。
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