過去の犯罪を覆い隠そうとするほど罪科はより大きくなるものだ 朝鮮中央通信社論評最近、日本首相が自国を訪問したドイツ首相との会談でベルリンに日本軍性奴隷像が引き続き設置されているのは極めて遺憾であると述べ、それを撤去することを求めたという。 日本の政客らが国外に建てられた性奴隷像をなくすために手段と方法を選んでいない中、首相が直接出て当該国と交渉まで行ったのは、日本が性奴隷像の撤去にとても神経を使っており、その実現に汲々としているということを示している。 決して、誤った問題を正すためではない。 日本軍性奴隷像には、20世紀に日帝が働いた性奴隷犯罪を絶対に忘れず、許さないという国際社会の意志が反映されている。 それほど、日本が働いた犯罪は歴史に空前絶後の特大型反人倫犯罪であった。 日帝は、皇軍の士気を高めるという美名の下に20万に及ぶ朝鮮女性をはじめとするアジアと欧州など世界の多くの国・地域の女性を性のなぐさみものにつくり、戦場にまで連行して彼女らの貞操を無残に蹂躙(じゅうりん)した。 島国の色魔らによって被害を受けた数多くの女性の中には、当時、日本と同盟関係にあったドイツ女性らもいた。 オランダ戦争記録院と米国立文書記録管理局が公開した資料によると、日帝侵略軍は1942年3月初め、インドネシアのジャワ島の東部で未成年を含む30人のドイツ女性を拉致して「慰安所」に閉じ込めて獣欲を満たしたという。 ドイツ女性らに対する陵辱行為は、はては彼女らの配偶者と子女が見る前でまで強行されたという。 このような獣も顔を赤らめる事実の前で当然、罪意識を感じ、ひざまずいて百倍謝罪する代わりに、今まで頭をもたげて遺憾だの、何のという妄言をためらうことなく吐いたあげく、性奴隷像を撤去しろと図々しく求める日本に対していかに正常国家の体裁を整えた国だと言えるだろうか。 日本こそ、人倫も道徳もメンツも知らない汚らわしい国であり、このような醜悪な国がこの世に存在するということ自体が人類の恥である。 日本が性奴隷像をあくまでなくそうとするのは、侵略犯罪の歴史を覆い隠し、過去清算に対する国家的責任を回避するためである。 日本は、誤算している。 過去の犯罪の歴史は否定するからといってなくならず、日本が血塗られた過去を覆い隠そうとするほど罪科はより大きくなるものである。 日本の過去清算は、国際社会の要求であり、歴史の道理である。 これに挑戦する場合、与えられるのは国際的糾弾と外交的孤立であり、いっそう激しくなる被害国の人民の対日敵愾心(てきがいしん)だけである。 歴史の過ちを抱えては明るい未来を期待することができない。 日本は、過去清算の回避がもたらす悪結果についてはっきり知って、分別のある行動を取るべきである。 http://www.uriminzokkiri.com/index.php?lang=jpn&ptype=cfonew&mtype=view&no=41035
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