. 米二人、のこのこ電車でキエフいり、さっぱりわからない目的 ブリンケン米国務長官とオースティン国防長官は、ウクライナへ何しに行ったのか。同行記者をいっさい断り、重要閣僚がホワイトハウス発表もないまま、おかしなおかしな隠密旅行は何だったのか。ポーランド側から電車で移動したと云うが、目撃証人はいないから多分キエフ以外の別の場所だった。EU各国にキエフ詣でさせておいてアメリカが知らんぷりで、このまま終戦になったら立場が無い、そういうことかしら。それとも終戦になるまえに武器予算を積み上げる口実に二人はバイデンと軍産に利用されたのか。ゼレ「米政権が来てくれて感激している、援助に感謝している」と芸人らしいリップサービス。バイデンはデラウエアのビーチでアイスクリムを舐めながら成り行き待っている。 オースチン国防長官は、ローキードマーチンからの出向社員、そういうことか
キエフ訪問中に、ワシントンがウクライナと他の15のヨーロッパ諸国に7億1300万ドルの軍事援助を割り当てると約束した。その金額のうち、3億2200万ドル以上がウクライナに送られ、残りは15の東ヨーロッパの国々に分配されると述べた。その意味は、米国に現在提供できる武器は在庫が無いし、新品は製造が間に合わないので、旧ソ連時代の中古戦車や武器をウクライナに送ってくれと、そのあと、新しいのを買わせる米軍事産業の企みだ。オースチン国防長官は元ローキードマーチン社の幹部で、バイデン政権に出向している身分のセールスマンだ。「適正な武器があればウクライナは勝てる、ロシアを弱体させられる」だから、ガンバレと言った。ゼレンスキーに、彼の米国の補佐官が手に入れている10億ドルの10%をどこに送ったらよいか相談した。ゼレの嬉しそうな顔はそれだったか。 エルドアンが和平のキーパーソン、プーチン〜ゼレの会談セット
しかし、二人の米政府高官のウクライナ訪問の真の理由は、グテ―レスの和平交渉の動きに合わせたものであることは疑いない。和平交渉にストップかける目的か、そてとも和平条件の打合せなのかは、一週間以内にわかってくるだろう。25日高官訪問の同じ日にエルドアン―ゼレンスキーが電話で話したそうだ。26日グテ―レスはモスクワでプーチンと会談するが、エルドアン―プーチンの電話会談も予定されているようだ。エルドアンは近いうちにプーチン―ゼレンスキーの和平会談をアンカラで開催できる感触を得ていると語っている。アメリカは徹底抗戦をすすめるが、マリウポリでアゾフ司令部が捕らわれた段階で勝負はついた。その負けを認めないまま、名誉ある終戦をさぐっている。グテ―レスが最終和平案を持って28日にウクライナにやってくる。これまでと変わらないが、エルドアンが戦後安全保障を約束し、国連が戦後復興に主導することがくわえられるだろう。 ブリンケン「キエフは平常、来週大使館再開」、それって終戦じゃん
和平条件にアメリカの名誉のためのプーチンの配慮が盛り込まれるかもしれない。ブリンケンは「キエフの街に平常が戻っている」と話し、その一方で「武器援助を増やす」のは矛盾している。「1−2週間で大使館を再開する」と言うのも矛盾している。まるで、終戦は近い、和平が近いと言っているような口ぶりだ。ウク側からマリウポリ停戦オファーがあったとも一部で報道されている。攻撃再開というマスコミはフェイクかも知れない。戦争は終わる間際に戦闘がいちばん激しくなるものだ。西部の鉄道への6発のミサイル攻撃は西側からの武器搬入を許さないNATOへの警告だ。東部ドンバスでは尺玉を打ち散らせて、花火大会は終演がちかい?。 .
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