香港デモも、悪くすりゃウクライナの2014年クーデターのようになったかもしれないと? ■破局の手前 : 2014年ウクライナ騒乱を率いたネオナチ集団が 香港デモ隊と合流。そして、その背後に共通する「プロビデンスの目」 https://indeep.jp/ukraine-hong-kong-connection-2019/ 投稿日:2019年12月8日 更新日:2020年8月15日 記事原本: Why Are Ukrainian Neo-Nazis Joining the Hong Kong Protests? sputniknews.com 2019/12/02 ●なぜウクライナのネオナチ集団が香港の抗議活動に参加しているのか 香港で続く抗議活動に、ウクライナの著名なネオナチ集団が加わっていることがわかった。 2014年のクーデター(2014年ウクライナ騒乱)で、抗議活動を組織化したウクライナの極右グループの指導者たちは最近、香港の抗議デモに参加するために香港に渡った。 彼らは、「名誉 ( Honor あるいは Gonor)」と呼ばれる極右グループで、彼らが香港に渡った理由は不明だが、2014年のウクライナのクーデターと、香港での現在の抗議活動の両方が事実上、アメリカ CIA が生み出した全米民主主義基金(NED)からの支援で行われたことと関係するのかもしれない。 「名誉」のセリ・フィリモノフは、12月1日、「香港の人たちは私たちを身内として歓迎してくれた」とフェイスブックに投稿し、他の極右メンバーとの写真を投稿した。 フィリモノフはかつてウクライナの超民族主義組織「アゾフ大隊(Azov Battalion)」の支援グループである「アゾフ市民革命(Azov Civilian Corps)」のリーダーだった。 フィリモノフの別の投稿では、「香港の自由のために戦おう!」とし、香港のデモ参加者たちと一緒にポーズをとった写真を載せた。 この時に投稿された動画には、このグループの他のメンバーも映っており、その中には、かつてアゾフ大隊に属していたイホル・マリアール(首に「勝利またはヴァルハラ」という意味のタトゥーを施している)や、ウクライナの右翼組織オデッサ・セクションを率いたセルヒイ・ステルネンコが含まれる。 セルヒイ・ステルネンコは、2014年5月2日に、ウクライナの貿易連合ビルに放火した。 この火事で 42名が死亡し、数百名が負傷した。←★★★(有名なオデッサの虐殺) ステルネンコはまた、2014年ウクライナ騒乱の数カ月後に、ウクライナ政府の元役人を襲撃するギャング組織を結成している。 投稿された写真や動画に映っている男性たちのうちの何人かは、2015年にフィリモノフによって設立された極右組織「名誉」のシンボルのタトゥーを入れている。 この組織のシンボルは、トライデント、三本の短剣、スワスティカなどだ。 また、メンバーの男性たちは、香港理工大学の前で写真を撮影した。 香港理工大学では、警察とデモ参加者が 2週間にわたり激しく対立し、1,000人以上の学生が拘束され、ガソリン爆弾や爆発物を含む数千の武器が押収された。 ウクライナの極右活動家たちは、自分たちを「フリー香港センター」(Free Hong Kong Center)と呼び、現在の香港の抗議活動と 2014年のウクライナの抗議行動とには強い結びつきがあるとフェイブック上で述べている。 また、彼らは、「自分たちは今はウクライナのアゾフ大隊とは関係なく、単なる一活動家だ」と記している。 これらの「単なる活動家」たちが香港で何をしているのかは明確ではない。 2014年のウクライナのクーデター前の 3年間、 ←★★★ 米国 CIA が支援する全米民主主義基金(NED)は、 ←★★★ ウクライナでの政権交代の取り組みに 1400万ドル( 15億円)を投じた。←★★★ そして、1990年半ば以降、香港が中国に返還される前に、 ←★★★ 全米民主主義基金(NED)は香港で反北京の態度を培ってきた。 ←★★★ ここから、フィリモノフと極右組織のメンバーたちが、全米民主主義基金(NED)の要請に応じているのか、それとも単なる抗議旅行の一部であるのかは、容易に推測できるだろう。 ************** つまり香港デモの裏には、アメリカがいたのだ! ええ、私は知ってましたとも!
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