とうとう日経が時代という言葉を使ったが、我々五十代は東京では生き残れないという意味である。
当たり前の話で、上司世代より十年分年金が少ない、上司世代以上に転職先がない、その上司世代も東京での年金生活はカツカツという訳であるから、それを真似しようとしたら自宅の任意売却が待っており、その前に家庭不和と一家離散が起きる訳で、そうならぬようにするには上司世代の年金生活をイメージするのはやめる事で、どうしたら採算が合うかと言えば、遠隔介護も不要、生活費も半分になる、食糧危機の今となっては稼げるようになる帰郷就農&同窓との起業という事で、そうすれば年金受給停止額以上に稼げて今は七十五歳だが我々が受給する頃には八十歳まで延長になっていると思うが、農業で八十代までのんびり現役を続け、収入が受給停止額より下がってきたら二倍以上になってる年金を受給すればいいし、相変わらずそれ以上の収入があるなら現役を続ければいいし、東京でカツカツの年金生活をしている上司世代より遥かに安心で楽しい老後が送れる訳で、この十年でスーツか野良着かと判断するのではなく四十年をどう過ごすかで決める事である。 　

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