日本が、外国への農漁業など食品の輸入依存度を、実質25％に以下にしてまで、工業製品を外国に輸出する国であること、そして、原材料の75％以上を外国に頼る輸入大国であることだ。

国家は，過去の経験から自衛のために，石油や食糧価格を備蓄しているが，それを有事に放出する場合は，円安で次の備蓄が値上がりしているために，高値で放出しているためインフレを阻止できない。不況下のインフレ，スタッグレーションに見舞われているが消費者も国家も「やむえない」と容認している。

しかしこの現象の生活防衛が限界点になると，企業や国家と対立抗議から，生活必需品値上がりは国家と企業とＤＳマスメディアの結託だと見なすと自然発生敵暴動が起きるはずです。

今回のインフレーションは2010年以前に発生したスタッグフレーションとは，本質を異にする。それは，ドル暴落発生だからだ。

だからドルが第三次金本位制を採用するまで沈静化させることはできない。この危機をルーブルの金本位制を無視して日米欧が協調介入して乗り切ろうとすると，さらなる世界を通貨から一層信用収縮させるはずです。

ドル本位制の自壊とアダムスミスが推奨した国際分業の結末です。日本は商品の優位性を次々と失いますが，サービス業のやり方が変わります。工夫とアイディアです。例えば電気は水素や電子電池電源なら，ガス屋は便器やお風呂だけでなく買い物や電器器具の手配までやるサービス業が向上するはずです。農業は大量生産収穫でないと採算合わない，しんどいし自然災害や寒冷化などある。水素や電子電池電源が普及した時なら採算合うが，皆が作るとどうでしょうダメだが，メルカルが本命でしょうね。