面白くなってきた ユーロもドルが金本位制を宣言しないと世界貿易は縮小しますよ,世界恐慌になる。DSが無尽蔵に【ドルを印刷】できないということは,バチカンや香港ドルの偽札を印刷出来なくなったということ,これではドル暴落は避けられませんネ。クリントンに渡した一万円印刷機はどうなるのか知らない。 今回は、世界経済の四分の一を占める欧州のユ一口通貨が誕生し、世界の国の外貨準備の50%を越えつつある。そこで、キン価格は、世界の機軸通貨ドルからユーロヘの移動を阻止するバランスが、最初の安定点となる。 しかし通貨の発行枠をキンとリンクさせると宣言するまで、キン価格は上下動しながら上昇を続け、ルーブル優勢になり,ドルとユーロの交換レートは安定しない。そのため、世界貿易は縮小せざるをえない。 だが、商品の優位性をもつ円が、円安では世界貿易の不均衡は是正できない。そのために複数基軸通貨システムに移行するのは避けられない。 南アフリカとロシアは、世界最大のキン産出国である。1933年のルーズベルトのように、民間のキンの売買と輸出を禁止し、国家だけが買上げる政策を採用すれば、キン保有で米国と欧州を越え、基軸通貨国になるチャンスはある。しかも米国の金の殆どはメツキなのもバレている。 そこでドルは、各国の外貨準備通貨が、ルーブルやユーロヘ移動することを阻止し、その暴落を食い止めるために、心ならずも、ニクソンが遺してくれたキンとのリンクを宣言することになる。 今回の金本位制をゴミ理論と判定し黙殺すると,世界は地獄絵図化を体現することになる。 そしてユーロは、ドルとルーブルとの均衡安定を回復するため、加盟国のキンをかき集めて、ユーロの固定通貨圏の動揺を防止するため、心ならずも、第三次キン本位制に移行するのだ。 円は、DSや米国に気兼ねし、世界のキン争奪戦に立ち遅れるために、国内の民間に保有するキンを流出させ国家的大損失を発生させる可能性がある。 日本が、外国への農漁業など食品の輸入依存度を、実質25%に以下にしてまで、工業製品を外国に輸出する国であること、そして、原材料の75%以上を外国に頼る輸入大国であることだ。 それは「日本商品の世界的優位性の法則」が働くことになる。しかし、次々と後進工業国にイニシアチブを奪われる。
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