世界の基軸通貨の見えない周期の解説です 今回は必然的に金本位制で複数通貨制になる。 世界の基軸通貨が金とのリンクを維持すれば、世界の通貨交換(為替)は安定する。だが、金とのリンクを停止すると、世界の通貨交換は金の枠組みから自由となり、為替はフロートになる。すると、各国の通貨は膨脹しバブルとなる。そして破裂。世界恐慌や戦争となりパニックが発生し、通貨は再び金とリンクさせ、固定為替にもどす。この繰り返しになっている。 80年周期の世界信用恐慌と100年ぶりの感染症は避けられなかった。そして金本位制と多極化,「ルール破壊時代」と「ルール厳守時代」も避けられない。 ニクソクショックの1971 年のドルと金のリンク停止まで、一オンス35 ドルが金の固定価格。一オンス350 ドルまで高騰すれば、ドルの世界の流通量と相対的に均衡するため、バブルが破裂すると、複数の基軸通貨が金とリンクし固定為替制度になることはさけられなかった。 バブルの破裂で、世界金融恐慌で金本位制になると国家が金の買い手になるので、一オン3500 ドルになるはず。だから、「発行する国債又は通貨発行高を保有する金とリンクさせる」とドルとユーロが約束すれば、為替の乱高下と、国債をデフォルトする危機は収束できると断言できます。 しかし米国のDS政治と経済の指導者は、基軸通貨のドルが金とリンクすることを決意しない。それは「ドルの寿命を延命させるだけだとか、自己責任をとらない国は除名脱退すればよい」と、お互いのテレトリー(縄張り)の既得権益擁護が障害となり、簡単に収束できないのです。 中国、ロシア、インド、ブラジル、豪州、 南アフリカの通貨が、第三の世界の基軸通貨をめざします。しかし偽戦争やコロナワクチンで人口削減や世界恐慌インフレで景気が作裂し、しかも外国投資が引上げられるので金買いどころではありません。 そして中国の元が政府管理下でなければ、世界の通貨投機は元に集中します。 ロシアは世界有数の金産出国です。西側が凍結したロシアの外貨準備は西側の銀行口座に残された輸入エネルギーの代金のみ。 従って何処でもロシア国内の全ての銀行で仮想通貨と現金を交換できるし,ルーブルだけでなくドルやユーロやポンドとでも交換可能になる。金本位制だからどうでもよいが。なので経済制裁はどうでもよいことになる。ウクライナはマフィア帝国,日本は阿呆の国家。 しかし今回は,ある理由で,ドル・ユーロ・円が、世界の75%の金とリンクすることで収束できる。日本は国家が国民が持つ金をプレミヤムつけて買い上げると日本は基軸通貨の仲間に入れます。それは決定的な土台が誕生できるからです。しかし阿呆の政治家と官僚は馬鹿で阿呆なので,通貨の仲間に入れない可能性がある。するとルーブルと元が代わりに入る可能性が残っている。 今回のポイントはプレミヤムつけて国家の買い上げです。 そして、国家がキン獲得戦争の主役になるため、ユーロは、心ならずも、通貨の発行枠をキンとリンクさせると宣言するまで、ドルとユーロの交換レートは安定しない。そのため、世界貿易は縮小せざるをえない。それはなぜか,ロシアとウクライナの偽戦争のためではない, 商品の優位性をもつ円が、円安では世界貿易の不均衡は是正できないからです。 ロシアが金本位制を宣言するからではない,戦争により第三次キン本位制に移行するのではない。ドルは、各国の外貨準備通貨が、ユーロヘ移動することを阻止し、その暴落を食い止めるために、心ならずも、ニクソンが遺してくれたキンとのリンクを宣言するのだ。 ロシアとの経済封鎖が,ユーロの固定通貨圏の動揺を防止するため、心ならずも、第三次キン本位制に移行するのだ。円は、米国に気兼ねし、世界のキン争奪戦に立ち遅れるために、国内の民間に保有するキンを流出させる。 明治の新政府が銀とキンの比率を間違って、国家的大損失を発生させるのに匹敵する失敗を政府と官僚とマスメディアはやります。しかも国家レベルの損失なので、誰も追及しない。 米ドルがキンとリンクする第三次金本位制を採用すると沈静化する。日本は、第三次金本位制を採用するのに時間がかかるため、折角上昇した不動産価格は再び下落を開始する。 国家がキンを買い上げすると金は暴騰する 今回は一オンス3500ドルが安定点だが,ドル・ユーロ・円が「キンがえり」するまで景気は長期下降することになる。まもなく世界は,ワクチンや信用縮小パニックの、二番底三番底は避けられなくなる。最終的にキンは一オンス一時8000ドルをつけるし一オンス3500ドルで安定するはず。 金の価値 「インフレ,デフレに強い」 世界中で通用する資産であり、いつでもどこの市場でも換金が出来る。政治・経済の不安定にも影響されない。不景気、経済不安になると、金の価値が上がるといわれている。物価が上昇しインフレ局面になったとしても、純金価格は値上がりする。デフレに強く経済不安になっても価値が損なわれない、ただし投資対象なので価値がゼロになったりはしないが、買ったときより価格が下がることはあるので注意。ドル安円高で、かつドル建ての金価格が下落したときはまさに買い。 金は高騰すると、世界の基軸通貨額と金価格が1対1となり高値で安定するのです。価格が高騰すると、産出量が逆に低下してしまう唯一の希少金属でしょう。金と1対1になった通貨を、紙切れでなく金と同じ価値をもつと連想してしまうもの。金の輸出輸入を国家管理にし、原価百円の1万円札紙幣で、国民から金価格相場にプレミヤムを付けて買上げると、商品の優位性のある円は間違いなくドルとユーロと共に、25%の金を保有して、第三の基軸通貨となる。 「世界最大のキン産出国は南アフリカとロシア」 中国とインドの民間のキン保有高は、米国と欧州の公的保有高を上回っている。天皇家とバチカンの金を取れ上げたトランプ世界銀行頭取やプーチンらが,人類はキンに代わる国際通貨システムを構築しないと、人類は地獄渦化を体現する。プーチンさんがやろうとしていることが少し見えたでしょうか。バイデンは偽物なので失脚しないと米国は大変なことになるよ。
|