何か抜けているので補足しておく 歴史の周期から読み取れるのですが!1929〜32年に姿を現した第一次世界金融大恐慌は世界通貨のポンドからドルへの移行が根因。 2007〜10年の第二次世界金融大恐慌は、ドル一極からユーロ・円三極への移行が根因。これを認識し対策が遅れると二番底,三番底がある。 そして1972年のニクソンショツクで、ドルとの交換を拒絶されたキンは急上昇し、世界の75%のキンを温存したドルはキンとみなされ、かえって「ドル本位制」は強化された。 ポンド中心からドル中心に移行した事実が公認されたのは、第二次大戦後だ。為替のポンド表示がドル表示に切り替わるには、さらに十年かかった。どんなルールも、その本質が変化した後、長く形式は残る。 この結果、世界の通貨はキンの束縛から開放され、膨張を加速した。その膨張は、地球の内部で底動するマグマに似ている。巨大なドルのマグマは出口を求め、地震や火山爆発のごとき突発的な災害に、人類を巻き込むことを不可避にした。 このニクソンのキン離れによる為替フロート制は終わる。そして、世界の為替システムは、まず、ドルとユーロ通貨に各国がリンクする固定レート時代へ移行する。次に、国家がキン買いの主役となるキン獲得競争の勝者が三極目&四極目の世界通貨となる。 地球を破壊させることが確実な第三次世界大戦を避けるためには、世界信用収縮恐慌を収拾するため、国益エゴを捨て、とりあえずドル・円・ユーロの三極基軸通貨体制を採用し、固定為替システムに戻し、通貨を安定させるべきだ。次に、キンに頼らずに世界の信用を維持するシステムを構築し、バブルの行動と正常な行動を峻別すべきである。 中国とインドと日本と南アフリカとロシアは、1933年のルーズベルトのように、民間のキンの売買と輸出を禁止し、国家だけが買上げる政策を採用すれば、キン保有で米国と欧州を越え、基軸通貨国になるチャンスはあるが歴史上なれない。 そして中国とインドと?アフリカとロシアは、溜め込んだドル・ユーロ・円の基軸通貨と保有キンのバスケットのペッグ制によって、間接的に為替レートに、自国通貨を固定化することができる。そうして、その輸出大国を維持することが可能となる。だが、これらの国は、多民族国家&多部族国家であるために、経済常識やキンの価値観は分裂している。そのために、韓国国民が外貨危機の時、ギンを国家に拠出して助けたように、一致して行動することは困難である。 ただし中国だけは2025年の自由政治革命で自国通貨を世界通貨の一極にする方法がある。2025年の自由政治革命次第です。 キンを大量に保有する国の通貨が、世界通貨を兼務する矛盾を解消しないかぎり、世界に波及する金融恐慌バブルは、姿を変えて復活する。これを防ぐには紙より薄い半導体フィルムの紙幣&ナポレオン金貨の大きさの軽い半導体チップを採用などが考えられる。これだと盗難・洗浄・偽造も阻止できる。 そしてエンジンレスの産業革命で自殺や飢餓や失業や倒産から救われる政策が望ましい。原則として新基軸通貨体制に移行するまで、収束復元できません。根本治療のタイミングを遅らせ、朝令暮改を繰り返すと人類は地獄絵図化を体現する。 今起きている,イスラエル問題やベルリン壁からのすべては,この新基軸通貨体制に移行するための混乱です。
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