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小池知事が都内オミクロン株「市中感染」発覚でハイテンション! 見据える先は国政“進出”
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/299281
2021/12/27 日刊ゲンダイ
約15分間もしゃべった小池百合子都知事(左)/(C)日刊ゲンダイ
「機を見るに敏」と言うべきか。過度の疲労で入院するなど、影が薄かった東京都の小池知事が、24日に都内でオミクロン株の市中感染が発覚するや、バタバタと動き出した。感染力の強い変異株への早期対応は必須だが、“女帝”の狙いは感染抑止だけではなさそうだ。国政を視野に入れた「野望シナリオ」にスイッチが入った。
◇ ◇ ◇
「新たなフェーズに入った」ーー。24日の会見で神妙な面持ちでこう語った小池知事は、市中感染を招いた政府の水際対策に、「水漏れがあるということは大変残念」とチクリ。一方、無料検査の対象拡大や医療体制拡充を進めると誇ってみせた。25日には早速、都内病院の酸素・医療提供ステーションを視察するなど、ヤケに動きが早い。
「第5波」で医療崩壊を招いたことを反省し、心を入れ替えたのかと思いきや、そればかりではない。市中感染発覚を“好機”とばかりに、「表舞台」にしゃしゃり出てくる腹積もりのようだ。その証拠に、25日の視察後に小池知事が向かったのは、都心から離れた東久留米市だった。26日投開票の市長選で戦った“子分”の女性候補の応援に駆けつけ、ハデな街頭演説をぶったのだ。
「東久留米初の女性市長を皆さんの手で生み出していただけないでしょうか!」
西武池袋線「東久留米駅」に集まった約250人の聴衆を前に、小池知事はこう声を張り上げた。夏の都議選前と秋の衆院選中に「過度の疲労」で入院し、復帰後もせき込んでいた弱々しい姿はどこへやら。自らが特別顧問を務める都民ファーストの会(都ファ)と国民民主党が推薦した細谷祥子候補(元都議)と街宣車の上に立ち、身ぶりを交え約15分間もしゃべり続けた。終了後はオミクロン株の市中感染も何のその、“密”な状況で聴衆と言葉を交わしながらグータッチして回った。
結果は、自公推薦候補が勝利し、細谷氏は惜敗したが、選挙中の小池知事の気合は相当なものだった。都ファ関係者はこう言う。
「市長選は、自公候補、共産党候補との三つ巴。知事は、25日だけでなく、告示日の19日にも応援入りする力の入れようでした。我々が連携を模索している国民民主の玉木代表にも、知事自ら応援入りを要請。ハタから見ても、知事は明らかにハイになっていましたね」
狙いは「第三極」トップへの君臨
応援演説は超‟密”だった(C)日刊ゲンダイ
ハイテンションの小池知事が見据える先は国政への“進出”だ。
「今回の市長選で小池知事がヤル気満々になっていたのは、国民民主との連携がうまくいっているからでしょう。都ファ、国民民主連合は今後、数十人の候補者を集めて地方議会、首長選に擁立し、来夏の参院選で国政挑戦を目指している。勢いのある日本維新の会との連携も視野に入れ、国政での『第三極』形成までもくろんでいるようです。小池知事は今後、あらゆる選挙の応援に入って候補者を勝たせ、国政『第三極』のトップに君臨する狙いがあるのでしょう」(永田町関係者)
衆院選直前、都ファが中心となって国政新党「ファーストの会」を発足。国民民主などと連携し、候補者擁立を模索したが、時間切れで頓挫した経緯がある。当時、小池知事は表向き「我関せず」状態だったが、実は水面下で玉木と直接、連携交渉するなど、かなり前のめりだったという。要するに、連携さえうまくいけば乗っかる気満々だったというわけ。
「『次の衆院選』狙いか」(前出の永田町関係者)なんて声もあるが、感染症対策がおろそかにならないか。今夏に起きた医療崩壊を忘れてもらっては困る。
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