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オミクロン株水際対策の“大穴”に岸田政権ダンマリ「米軍側との関係が…」連発の過剰忖度
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/298875
2021/12/17 日刊ゲンダイ
答弁できず速記の中断も(追及する立憲の有田芳生参院議員)/(C)日刊ゲンダイ
「未知のリスクに対して、慎重の上にも慎重に対応する」―ー。16日の参院予算委員会で新型コロナの水際対策強化を巡り、そう強調した岸田首相。オミクロン株拡大を受け全世界を対象に新規入国を禁止しているが、大きな不備を残したままだ。
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問題は在日米軍の入国。米軍人は日米地位協定で、旅券やビザに関する国内法の適用が除外されており、対策強化の例外となっている。
先月15日には、10月30日に成田空港に到着した米海兵隊の20代男性が空港検疫での陽性確認後、翌31日に民間機で沖縄入りしていたことが発覚。米軍関係者は陽性が判明した時点で横田基地などで療養する想定だが、男性は隔離されず、先月1日に沖縄県内の米軍基地でも陽性が判明。軍から県に連絡が入り、世間の知るところとなった。
16日の予算委で立憲民主党の有田芳生議員がこの水際対策の不備を追及。ところが、外務省は「横田基地所属」と申告したはずの男性がなぜ沖縄に移動したのか、なぜ隔離されなかったのかなどの経緯について、「米側との関係もあり、詳細は控える」(市川恵一北米局長)の一点張り。
男性が民間機で成田から沖縄へ移動した際に何人が濃厚接触者になったのか、日本国民の生命に関わる事実関係についても「米軍側との関係もあり……」と、ダンマリを決め込んだ。
政府は問題発覚後、「在日米軍に対し水際対策の徹底と再発防止について申し入れた」(松野官房長官)と大見えを切ったが、しょせんコケおどし。米軍を特別扱いしている限り、いつまた同じ問題が起きてもおかしくない。改めて有田議員はこう指摘する。
濃厚接触者7人はどこへ
「私の知る限り、男性の濃厚接触者は27人に上り、うち7人は連絡すら確認できていないようです。事実関係を明らかにして欲しいが、日本政府は米軍関係者の誰が、何人で、どこの基地に来たのかも独自に把握できない。米軍の日本への出入りは“治外法権”の状態ですから、岸田首相が水際対策を強化したと主張する今でも、ぽっかりと穴があいたままです」
米軍側に忖度する日本政府に、国民の命を守る気概なんてない。
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