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裏切り者乱舞<本澤二郎の「日本の風景」(4287)
http://jlj0011.livedoor.blog/archives/31390364.html
2021年12月07日 jlj0011のblog
<本物の創価学会・池田大作後継者は哀れ!一人もいない!>
この世で後継者づくりほど困難なことはないらしい。裏切りがはびこっている。目に付く代表格は、信濃町の公明党創価学会。宗教と政治の一体化は、世界的にもまれだが、その教えるところ「大衆と共に戦い、死ね」という池田の指導は、今ではひとかけらも見つけることが出来ない。
特にこの10年の、激変ともいえる自民党極右路線に掉さしてきた、公明党利権政治を容認してきた創価学会に期待することは何もない。もはや公明党と自民党を区別する要素・要因は何もないくらいだ。
自公の利権政治の最たる成果は、国民の平和主義・日本国憲法をないがしろにした、戦争三法の強行である。「太田ショウコウと山口那津男のしたたかな金儲け作戦」などと政界雀も舌打ちしている。
その流れの中で表面化した、銀座通いの公明党議員乱舞に、市民は驚いてばかりいられないだろう。公明党創価学会の腐敗は、地方でも同様である。やくざ強姦魔による「木更津レイプ殺人事件」の被害者は、親子二代に渡る熱心な信者である。戦争の被害者として、いち早く太田ショウコウの裏切り行為を摘発した、勇猛果敢な公明党創価学会員でもあった。
にもかかわらず、不幸なレイプ殺人事件に必死で蓋をかけて、やり過ごそうとしている公明党創価学会。誰一人同じ学会員である、やくざ暴力団を保護して批判していない。「大衆のため」の宗教政党とは、無縁である。
池田は、後継者づくりのため「人間革命」という小説を発表し続けてきた。それでいながら、太田やナツオの暴走にブレーキをかける人物が、一人もいなかったらしい。これは門外漢からしても不思議なことである。
今の創価学会公明党は、池田が約束した宗教政党ではない。話題の10万円支給作戦について口さがない市民は「12月の金集めの財務向けと、来年の参院選向け。血税を使っていることが許されるのか」との反発を呼んでいる。
一人沖縄から野原善正が、公明党創価学会執行部の裏切り行為を批判し、前回の参院選に東京選挙区から出馬、20万余票を集めたが、創価学会は池田信者の健全な信者を除名にしてしまった。
党も教団も、池田裏切りグループが乗っ取ってしまっている。
<護憲リベラルを放棄した岸田文雄・宏池会に泣く宮澤喜一・鈴木善幸ら>
裏切り人は、信濃町だけではない。自民党保守本流の護憲リベラル・同党きっての名門派閥の宏池会でも。
政権を奪取したものの、肝心の岸田文雄の政治姿勢は、悪役の安倍晋三や菅義偉のそれと大差などない。宏池会の護憲リベラルの体質を、大平正芳・鈴木善幸・宮澤喜一らから体得した、平和主義者の最長老・古賀誠に失望を与えている。
岸田が吹聴する「聞く耳」は、もっぱら極右団体・日本会議に向けているためだ。安倍向けの改憲軍拡論を、昨日12月6日の施政方針演説で披歴した。
「敵基地攻撃能力」の自衛隊という、核ミサイル部隊構築を打ち出して、隣国を挑発、防衛軍事費を6兆円という大台に乗せて、安倍・日本会議と財閥・死の商人を狂喜させている。
昨日の本ブログ「天皇制廃止論」について右翼の反発もあるようだが、一つ参考になったことは、明治に活躍した三条実美のことである。彼こそが田布施の明治天皇の後見人・守護者だったに違いない。明治・大正・昭和・平成・令和と続く近代皇室の闇は、やはり長州の田布施・三条家なのか。
椅子に座りながら、大刀を右手で床に置いている明治天皇の写真を記憶している。そんな勇ましい天皇を、好戦派の改憲軍拡派の中曽根康弘をつかまえ、単独会見した際、彼は「尊敬できる人物は明治天皇」と公言した。対して軍服無縁の平成天皇を「ひ弱すぎる」と酷評した。
要するに、昭和天皇の好戦ぶりは、明治の祖父を意識したものだろう。実にたわいないことであるが、存外、この程度のことで、庶民大衆の人生は狂わされる。国民の命を奪っても、彼ら天皇は一顧だにしない。現に300万、400万人の命に向き合おうとするblogコメントは、とうとう見つからなかった。
何度も言及したが、宏池会の伝統は護憲リベラル・国民に寄り添う政治であるが、現状では日本共産党ぐらいではないか。そんな思いで、2021年10月30日の総選挙では、同党に投票した。無党派の代表をここまで追い詰めた自公に怒りが込み上げてくる。
岸田は「敵基地攻撃能力」とほざいているが、宮澤喜一は「核の時代において日本の平和憲法は光り輝いてきている」と中曽根の改憲軍拡に抗した。鈴木善幸は、訪米に際して外務省が「日米軍事同盟」と新聞発表したことに対して、最高幹部の伊藤正義外相を更迭した。伊藤は大平の盟友でも知られた人物だったが、鈴木は許さなかった。
岸田家と宮澤家は親類である。文雄は生前、宮澤から薫陶を受けてきている。それにもかかわらず、宮澤を裏切った。宏池会の伝統をドブに捨ててしまった。不甲斐ない政治屋と断じたい。
<例外は唯一東日本労組・JR総連は松崎明後継者が奮戦!>
手元に郵送されてきた連合傘下のJR総連の4ページの機関紙がある。珍しく開くと、同総連の「単組・地協拡大代表者会議」(10月29日)についての報告記事が載っていた。
久しぶりに感動した。護憲が飛びぬけて報じられていた。山口委員長が「憲法改正の流れを阻止していこう」と呼びかけると、八幡書記長は「憲法9条を守るために課題を明確にしてゆく」と応じた。
討論の第一議題では「憲法9条を守り広げる取り組み、脱原発の戦い」など3議題について議論した。
すごい!9条と脱原発に焦点を当てていることに、さすが松崎明の後継者はまともである。自民党と創価学会が裏切り者によって、乗っ取られてしまった中で、JR総連の旗は健全だった。
松崎は仲間から「まっちゃん」と呼ばれる人気者だった。公安当局から監視されながらも、公然としてひるむことはなかった。彼の兄は、天皇の戦争で亡くなっていた。彼とは、数回食事をする機会があった。
筆者は「アメリカと中国にも輪を広げよ」と説得すると、二つ返事で応じた。後者との関係は実現した。抗日戦争記念館の財政ひっ迫に際して、組合員は100万円を寄付、希望小学校再建は20か所に及ぶ。
いまも「まっちゃん」はJR総連・JR東労組で生きている!実にすばらしい。
後継者づくりに成功したJR総連が、連合の改革に取り組む日も近いと感じるのは、独りよがりだろうか。
2021年12月7日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)
東芝と株主に溝、PEファンドの非上場化案選択せず=関係者
11月に中期経営計画を発表した東芝が、現在の株価を大幅に上回る額での非上場化が実現可能とプライベートエクイティ(PE)ファンドから伝えられたものの、最終的に3社分割案を選択したことが分かった。写真は2015年9月、東京で撮影(2021年 ロイター/Toru Hanai)(ロイター)
[東京 6日 ロイター] - 11月に3社分割計画を発表した東芝に対し、非上場化する場合は現在の株価を大幅に上回る額での買収が可能とプライベートエクイティ(PE)ファンドが伝えていたことが分かった。さらにカナダのPEのブルックフィールド・アセット・マネジメントが、東芝に少額出資を提案していたことも明らかになった。
東芝は取締役会の意思決定を支援する戦略委員会を設置し、株主などに意見を聞きながら事業計画の見直しを進めてきた。11月上旬に3社に分割する計画を発表したが、事情を知る複数の関係者によると、東芝が同案を選択した経緯が徐々に明らかになるつれ、「物言う株主」との溝が広がっているという。
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