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衆院小選挙区「3増3減」をブチ上げた細田議長 狙いは安倍元首相の“生殺与奪の権”か
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/298192
2021/12/03 日刊ゲンダイ
先の細田派総会「清和会」で、引き継ぎをする細田博之衆院議長(左)と安倍晋三元首相(C)日刊ゲンダイ
また安倍元首相はカリカリしているのではないか――。2020年国勢調査の確定値が11月30日に公表され、衆院の小選挙区は15都県で「10増10減」となることが“確定”した。
2016年に成立した「衆院選挙制度改革関連法案」によって、1票の格差を是正するため、2022年以降の衆院選には人口比を反映しやすい「アダムズ方式」を導入することが決まっている。総務省によると「国勢調査の結果を機械的に当てはめると10増10減になる」(選挙課)という。
政府の「衆院選挙区画定審議会」(区割り審)が、来年6月25日までに区割り改定案を首相に勧告し、政府は来年前半にも勧告を反映させた「公選法改正案」を国会に提出する予定だ。
ところが、突然、自民党内で増減規模を「3増3減」に縮小する案が急浮上している。細田博之衆院議長が11月30日、自民党の高木毅国対委員長に「3増3減」を軸とする法改正を検討するよう要請したという。毎日新聞がスクープしている。
細田議長は「選挙博士」と呼ばれるほど、選挙制度に詳しい。2016年の「衆院選改革」も主導している。「細田プラン」は、東京2増、神奈川1増、長崎、愛媛、新潟3県各1減とする内容だという。
狙いは安倍晋三元首相の「生殺与奪の権」か |
しかし、いくら衆院議長でも、2016年に決まったルールをひっくり返すのは、かなり乱暴な話だ。なにか狙いがあるのか。「安倍元首相を揺さぶるのが狙いではないか」という見方も流れている。
細田氏と安倍元首相は、同じ「清和会」出身。先月、安倍元首相が派閥会長に就く前は、細田氏が会長を務めていた。しかし、細田ー安倍の関係は決して良くないという。
「予定通り“10増10減”が実施されたら、安倍さんの地元である山口県も、定数を4から3に減らされます。山口4区から選出されている安倍さんは選挙区を失う可能性がある。すでに地元人気が陰っているだけに、地盤を失ったら、1回は比例単独で優遇されても、その後、引退に追い込まれておかしくない。中曽根元首相も、宮沢元首相も、同じように引退に追い込まれています。でも、細田プランの“3増3減”なら選挙区は安泰です。細田さんは人望があり温厚な人柄ですが、派閥会長時代、オーナー気取りでエラソーな安倍さんには、内心、怒り心頭だったようです。でも“3増3減”案をブチ上げることで、細田さんは安倍さんの“生殺与奪の権”を握ることになります」(政界関係者)
これから、安倍元首相の“細田詣で”がはじまるかもしれない。
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