http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/719.html
Tweet |
岸田首相が異例2度目の現地入り 10.24参院静岡補選で自民が絶対負けられない理由
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/296422
2021/10/22 日刊ゲンダイ
テコ入れで現地入り(演説する岸田首相と参院補選・若林洋平候補)/(C)日刊ゲンダイ
よほど焦っているのか。岸田首相が21日、参院静岡補選のテコ入れのために現地入りした。岸田首相が静岡に入ったのは、静岡補選が告示された7日につづき、これで2度目だ。補欠選挙のために現職総理が短期間に2回も応援に入るのは異例のこと。まして、すでに“天下分け目”の総選挙がスタートしている。総選挙にかかりきりになっても、おかしくないはずである。2回も現地入りしたのは、ここで敗北したら総選挙にモロに響くからだ。
【写真】この記事の関連写真を見る(27枚)
10月24日に投開票される参院静岡補選には、自民新人と、立憲と国民が推す新人、共産新人の3人が立っている。もともと、自民党の圧勝が当然視されていた。ところが、自民公認の若林洋平氏(49)と立憲、国民が担ぐ山崎真之輔氏(40)が大接戦を繰り広げている。
21日に岸田首相が駆けつけたのは、午後5時30分から浜松駅前で行われた街頭演説。動員がかけられたのか200人以上、聴衆が集まった。街宣車には、候補の若林氏本人と、衆院静岡7区から立候補している城内実氏、8区から出馬した塩谷立氏の3人が上がった。遅れてきた岸田首相が挨拶すると、さすがに最初は「ワーッ」と歓声と拍手が上がったが、演説をはじめると、話がつまらないのか、聴衆は退屈そうにしていた。
岸田首相が静岡補選の勝敗にこだわるのは、政権発足後、最初の国政選挙のうえ、1週間後に総選挙を控えているからだ。
「デビュー戦でつまずくと“やっぱり岸田総理は選挙の顔にならない”というムードが広がってしまう恐れがある。最大の懸念は、眠っていた有権者を起こしてしまうことです。10.31総選挙は、気持ち悪いほど盛り上がっていない。低投票率になるはずです。自民党にとっては投票率が低い方がありがたい。でも、もし静岡補選で異変が起きたら、有権者が“1票で政治が動く”と選挙を面白がって、投票率が上がってしまう恐れがある。それだけは避けたい。だから静岡補選は負けるわけにはいかない」(自民党関係者)
静岡補選はどうなりそうなのか。
「野党候補の山崎氏が猛烈な勢いで迫っています。やはり、県民人気の高い川勝平太知事が全面支援していることが大きい。自民公認の若林氏が人口の少ない御殿場市の市長だったのに対し、山崎氏は人口の多い浜松市で市議と県議をやっていたことも強みです」(県政関係者)
通常、補選は投票率が低いが、総理が2度も現地入りし注目を集めたことで投票率が上がるかもしれない。
(取材協力=ジャーナリスト・横田一)
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK283掲示板 次へ 前へ
最新投稿・コメント全文リスト コメント投稿はメルマガで即時配信 スレ建て依頼スレ
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK283掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。