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またか? “山師”小池百合子と「ファーストの会」の役割、ここぞというときは大嘘をつく それでもバカとは戦え
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/295775
2021/10/09 日刊ゲンダイ
「皆さんがなにやら動いておられるということについて、私は関与・関知しておりません」と、小池百合子都知事(C)日刊ゲンダイ
小池百合子が特別顧問を務める地域政党「都民ファーストの会」の荒木千陽代表が、記者会見を開き、国政政党「ファーストの会」を設立すると発表した。
次の衆院選で東京を中心に候補者を擁立するという。小池は「都民ファーストの会の皆さんがなにやら動いておられるということについて、わたくしは関与・関知しておりません」と繰り返したが、いつも通りの嘘だろう。
荒木は、結党に向けて小池と相談し一緒に党名を決めたと言っている。ここで嘘をつく必要もメリットもない。要するに小池は明白に「関与・関知」してきたわけだ。
2017年にも「(国政進出の)予定はございません」と言い、舌の根も乾かないうちに国政政党「希望の党」を立ち上げた。小池の人生を振り返ってみれば、ここぞというときは必ず大嘘をつく。言葉が軽いというより言葉の価値そのものを認めていないからだ。
だから原発推進派なのに「脱原発」を打ち出したり、「軍事上、外交上の判断において、核武装の選択肢は十分ありうる」といった過去の発言を公式サイトから削除したりもする。基本的にはその場しのぎ。舌先三寸で世の中をけむに巻き、魑魅魍魎がはびこる政界で生き延びてきた山師である。
前回の衆院選で野党共闘を潰したのも小池だった。民進党代表(当時)の前原誠司をそそのかし、合流を決断させた後に、民進党出身者の公認に関し「安全保障や憲法観といった根幹部分で一致することが必要最低限だ」「(政策が一致しない場合には)排除する」と発言。結果、民進党は希望、立憲民主、無所属に3分裂した。
自民党幹部は小池と前原の“工作”を大絶賛。
「小池と前原には足を向けて寝られない。負け戦を勝つことができただけではない。最大野党の民進党を解体して野党連合を破壊し、再び自民党長期政権の道筋をつけてくれた」(「週刊ポスト」17年11月3日号)
首相補佐官(当時)の衛藤晟一も「小池百合子さんのおかげで、民進党が真っ二つになった」と発言(2017年10月25日)。
選挙で希望の党は惨敗したが、小池は野党候補の乱立が安倍政権を利したのは「結果として否めない」と発言(同10月22日)。よく言うよ。
“第三極”を自称する与党の補完勢力には注意が必要だ。
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適菜収 作家
近著に「日本人は豚になる」「ナショナリズムを理解できないバカ」など。著書40冊以上。購読者参加型メルマガ「適菜収のメールマガジン」も始動。詳細は適菜収のメールマガジンへ。
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