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【CO2温暖化人為説に端を発する「カーボンニュートラル」の掛け声によるCO2悪玉説は、他に異論を許さぬ如き風潮になっています。これらは、科学や、自然現象に名を借りた壮大な「政治的仕掛け」とも理解できるため、自然板ではなく、政治板に投稿させて頂きました。】
◆ 2021年のノーベル物理学賞にアメリカ国籍を取得した 眞鍋 淑郎 氏が選出されました。
コンピューターを使って地球気候変動をモデル化したことに対する功績が認められたとのこと。
真鍋氏が、何故アメリカ国籍を取得しなければならなかったかは置くとして、何故ヨーロッパ発のノーベル賞に真鍋氏を選んできたのでしょうか?
この選定には多分に政治的な匂いを感じざるを得ません。CO2温暖化説を「常識化」するにはピッタリの研究を行っていた人物がおられたということなのかもしれません。
(選ばれたご本人が「まさか自分の研究が、物理学賞の部門で選ばれるとは思いもよらなかった」と話されていることからして、異例の選出だったようです。)
CO2温暖化説は一つの仮説であり、真鍋氏の研究も、地球規模気候変動のコンピューターシュミレーションによるモデル化が評価されたのであり、CO2温暖化説が真実であるとして受賞したのではないはず。しかし、マスコミの論調を見る限り、この受賞をもって「CO2温暖化説」は最早「説」ではなく、「定理..証明の必要のない事実」として扱われているように感じます。
せっかくの目出度い受賞に水を差すわけではありませんが、メディアは数多(アマタ)ある有力なCO2温暖化説の矛盾についても紹介する見識を見せるべきでしょう。
そこで、本掲示板に立ち寄られた賢者の方々に、CO2温暖化説に対する異論をまとめた「地球温暖化の不都合な真実 日本評論社」を紹介します。 訳者の後書きで、内容が簡潔に要約されているのでその一部を引用します。
引用開始
......今まで気候変動は周期的に起きました。過去150年間だと、19世紀後半〜1910年頃が寒冷化、1910〜40年が温暖化、40〜75年が寒冷化、以後が温暖化です(2章)。人為的CO2排出の急増は戦後だから、少なくとも1940年代までは自然変動でした。
現在の温暖化が騒がれ始めた1980年代中期以降の30年余り、都市化のノイズが少ない衛星観測データを見ると、昇温は(体感すれすれの)0.3度C程度です。地球の海水準が1850年代から真っすぐ上がり、戦後加速した気配がないことからも、「0.3度C」の大半は自然変動でしょう。すると、人間活動が「異常気象」の原因だったはずもありません。(12章)
現在の温暖化騒ぎは、国連の組織IPCCが火をつけました。1988年、富裕国から貧困国へ富を流したい国連は(14章)、大量にCO2を出していた当時の先進国を悪役に仕立て、国連を権威と仰ぐ各国政府と警告好きなメディアが、ホラー話を広めることになったのです。
まずいのは巨費の投入でした(15章)。メディアを含む関連業界も、研究費が欲しい学術界も、その巨費に群がります。今日本では年々5兆円超(1日に150億円)の「温暖化対策費」が飛び交いますが、2030年までの総額(約100兆円)は、地球を0.001度Cも冷やせません。
日本の政府も企業も庶民も、景気浮揚や収益・所得増を望み、メディアはそんな話を盛大に報じます。どれもエネルギー消費(CO2排出)を増やす話ですね。IT化やAI化も同類。10年近く前から増殖したスマホだけで中型火力一基分の電力を食い、国のCO2排出を増やしてきました。そんななかCO2排減を唱える政治家や識者やメディア人は、二重人格者か偽善者なのでしょう。(16章)
今世紀の中期でも世界のエネルギー消費の80パーセントは化石資源が担う―― と権威ある組織が予測しています(19章)。それを知りつつ「2050年までにCO2排出ゼロ」などと叫ぶ人々は、いくら自身が退職ないし他界後の話だとは言え、無責任極まりないと思います。……
引用終わり
CO2温暖化人為説が正しいとすると、地球の歴史から温暖化と寒冷化は交互に訪れており、次の寒冷化の説明がつかなくなるのでは?。 CO2の増加が人為的だとすると、現在の人口増加や、産業の基盤が劇的に棄損されない限り、CO2は増え続けることはあっても、半分などに減少することは考えられないのでは?。 ならば、(CO2温暖化説が正しいなら) 今後寒冷化することはありえないことになり、地球の気温は右肩上がりに上昇し続けることになりませんか?
地球の資源を浪費し続ける「人類」の人口爆発に伴い、限りある資源を効率的に利用する「省エネ」技術は大いに意味のあることでしょう。しかし、CO2に捕らわれすぎると、その削減とやらのために、エネルギーを消費してしまい、少しも「省エネ」にならないどころか、却ってエネルギーの浪費を招いてしまうということがおきそうです。
例えば、
ガソリンエンジンの燃費を2倍の効率に改善する技術は、「省エネ」技術ですが、EVがCO2を走行中出さないということで、全てEVにシフトした場合、化石燃料を電気に変換する際の変換ロスや、電池を製造し、充電し、最後に廃棄処理するというEV走行に必要な全過程では、少しも「省エネ」にならない可能性も考えられます。
仮にCO2の増加が温暖化の唯一の原因だとして、削減計画を進めた場合、今のCO2濃度をどの程度削減すれば、温暖化が止まり、それには地球資源をどれだけ投入すればいいのか、中でも「お金」という資源をどれだけ投入すれば目標を達成できるのでしょうか。
CO2温暖化人為説が正しいとした場合、人為的に温暖化を止められるか疑問です。宇宙の「生命現象」は、人々のホンのひとかけらの活動で、その結果をたかが何10年単位で左右できるものでしょうか。
限りある資源を有効に使い、人間を含む生物全体の生存環境を守るという活動は大賛成です。21世紀の地球に生きる私たちの大切な使命でもあります。
しかし、CO2温暖化人為説や、その削減に伴う「排出権取引」、「炭素税」などという話になると、巧妙に仕掛けられたトリックがあるのではと、心の隅で警鐘を鳴らす何かに耳を澄まさなければなりません。
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