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海外メディアの“岸田評”「前任者と変わらない」とパッとせず…政治姿勢にもビミョーなまなざし
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/295660
2021/10/06 日刊ゲンダイ
岸田首相は5年近く外相をやっていたのに…(2016年、日ロ外相会談で=代表撮影)
就任から一夜明けた5日、岸田首相はアメリカのバイデン大統領やオーストラリアのモリソン首相と電話会談。晴れて首相として“外交デビュー”を果たした。
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4日の首相会見で「(国際会議の場で)日本の発言、存在力、しっかり示していきたいと考えています」と意気込んでいた岸田首相。外交力を発揮したいようだが、海外メディアの「岸田評」はパッとしない。
米ウォールストリート・ジャーナル(4日付)は、安倍元首相や菅前首相を念頭に〈岸田氏は前任者の政策から大きくそれていないものの、よりリベラルな経済政策を打ち出した〉と指摘。岸田首相がアベ・スガ政治を継承しているとの評価については、英ガーディアン(4日付)も同じで、次のように分析している。
〈総裁選の決選投票で安倍氏が思いのままに票を回せることから、岸田氏は総裁選期間中に右に旋回し、経済や外交政策でほぼ変化がないことを示した〉
目立った実績なし |
海外の「岸田評」に一貫しているのは独自性のなさ。2012年12月から17年8月まで長きにわたって安倍政権下で外相を務めていたにもかかわらず、目立った評価はない。外相としての“実績”といえば、2016年のオバマ米大統領(当時)の広島訪問の際、現地の説明役を買って出たことぐらいじゃないか。
「5年近く外務大臣を務めたのに、これといった業績は見当たりません。北方領土問題では安倍元首相の影に隠れ、ライフワークであるはずの核兵器廃絶を巡っては、肝心の日本が核兵器禁止条約に不参加です。実績がないのは、官僚が敷いたレールの上を走ることしかできないからでしょう」(国際ジャーナリスト・春名幹男氏)
岸田首相の政治姿勢についても、海外メディアはビミョーなまなざしを向けている。「岸田はリベラル」との見方に対し、英BBC放送(4日付)は〈岸田氏は党内のベテラン議員からの支持を維持するために、党改革と同時に、保守派にも迎合しなければならないかもしれない〉と強調。「聞く力」を掲げる岸田首相には、何とも皮肉である。
「『耳を傾ける』といえば聞こえは良いが、結局は『右顧左眄』に過ぎません。総裁選で敵基地攻撃能力について『有力な選択肢』と言ったのも、保守層への配慮ではないか」(春名幹男氏)
さすがアベ・スガを踏襲しているだけある。岸田外交にも期待はできない。
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