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菅首相がトンデモ置き土産 入国水際対策まで大幅緩和で「ポストデルタ株」次々上陸の恐怖
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/295446
2021/10/01 日刊ゲンダイ
菅首相、このタイミングで危険を冒し、水際はユルユルに(成田空港の検疫所=左)/(C)共同通信社
間もなく退陣する菅首相のとんでもない置き土産だ。1日から、新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言とまん延防止等重点措置が全面解除。飲食店の時短営業など行動制限は段階的に緩和され、ようやく社会経済活動の正常化に向けて踏み出した格好だ。問題は、同時に入国時の水際対策まで大幅に緩めたこと。海外からの感染リスクを高め、新たな変異株も流入しかねない。
水際対策の緩和は1日から実施。入国者に求める自宅などでの待機期間を、ワクチン接種完了を条件に14日間から最短で10日間に縮める。決めたのは菅政権だ。
驚くのは変異株流行国の扱いだ。流行国からの帰国者は検疫所の宿泊施設で待機が求められてきた。9月20日に10日間から3日間に大幅短縮されたばかりだが、1日からワクチン接種が完了した入国者については、施設待機が不要になる。
ワクチン効きにくい変異株流入も
「ワクチン2回接種者もうつし、うつされることは明らかです。接種が完了しても、変異株流行国から入国した人の施設待機をやめるのは危険です。海外ではワクチンが効きにくい変異株が見つかっています。この先『第6波』でそのような新たな変異株に置き換わる恐れもある。このタイミングでわざわざ危険を冒すのは理解に苦しみます」(西武学園医学技術専門学校東京校校長の中原英臣氏=感染症学)
ペルー由来のラムダ株は現行ワクチンの有効性を5分の1に、コロンビア由来のミュー株は7分の1に低減させるとの研究がある。
また、現行のデルタ株に新たな変異が加わった「デルタプラス」も脅威だ。大阪大の研究グループが人工的に実験用ウイルスを作り調べたところ、デルタ株に特定の変異が4つ加わると、感染力は強力になり、ワクチンの効果は大幅に低減する恐れがあるという。4つのうち3つの変異を持つ「デルタ3プラス」はすでにトルコで見つかっている。
水際緩和により、手ごわいポストデルタ株が次々と上陸し、国内で蔓延してもおかしくないのだ。
「宣言を全面解除し、段階的に行動制限を緩和すれば、当然、国内の感染リスクは高まります。それでも、何とか感染対策を徹底し、社会経済活動を再開させようとしているのに、水際まで緩めてしまうと、火に油を注ぐようなものです」(中原英臣氏)
いつまで経っても元の日常に戻れない。
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