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麻生大臣や財務省とは大違い…赤木雅子さん「きちんと謝罪してくれる議員もいるんや」 森友遺族・夫の死を巡る法廷闘争記
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/295231
2021/09/28 日刊ゲンダイ
川内議員と講演にのぞむ赤木雅子さん(鹿児島市内=撮影:相澤冬樹)
岡山県のとある住宅の前。入り口にロープが張られ「立入禁止」の札が掲げてある。そこに現れた一人の男。お構いなしでロープをくぐり敷地に入り込んできた。
ここは森友事件の公文書改ざんで夫を亡くした赤木雅子さんの実家。財務省近畿財務局に勤めていた夫の俊夫さんが命を絶った後、身を寄せていた時の出来事だ。ロープは押し寄せる報道陣を退けるためのもの。男が平気で入ってくるのを見て雅子さんはおびえた。
会えないとわかると、男は名刺を置いて帰った。何者か?
「立憲民主党 衆議院議員 川内博史」
なんて強引な人だろう。その名は不快感とともに脳裏に刻まれた。
それから3年。雅子さんは初めて川内議員と対面した。国を相手に裁判を闘う中、川内議員も事件を追及していると知ったからだ。だがあの時の思いは忘れられない。議員会館で向き合うや雅子さんは問いただした。
「あの時なぜロープをくぐって入ってきたんですか?怖かったんですよ」
たじたじとなって「あれはですね」と説明を始めた川内議員。だが言い訳は無用だ。すぐにがばっと頭を下げ、額をテーブルにこすりつけながら声を絞った。
「申し訳、ありませんでした」
雅子さんは意表を突かれた。わだかまりがすうっと解けていった。
「きちんと謝罪してくれる議員もいるんや。麻生大臣も財務省の人たちも謝ってくれないのに」
鹿児島で初の顔出し講演
さらに半年がたった今月25日、雅子さんは川内議員の地元、鹿児島市を訪れた。地元の人たちに話をしてほしいという依頼を快く引き受けた。
「『立入禁止』のロープをくぐって入ってきた男がいまして」と例のネタで笑いを取ってから続けた。
「夫に起きたことは皆さんの周りで起きてもおかしくありません。真相を知るためには世論の力が大事なんです。皆さん、関心を持ってください」
実は雅子さんが人前で顔を見せて話をしたのは今回が初めて。また一つハードルを越えた。
余談だが川内議員は私の高校の1年上の先輩だ。1年後輩にはこのたび警察組織のトップに就任した人物がいる。面識はないがお伝えしたい。
「性犯罪者はちゃんと逮捕しろよ。先輩たちが政権を取ったら真っ先に更迭されるぞ」
相澤冬樹 ジャーナリスト・元NHK記者
1962年宮崎県生まれ。東京大学法学部卒業。1987年NHKに記者職で入局。東京社会部、大阪府警キャップ・ニュースデスクなどを歴任。著書『安倍官邸vs.NHK 森友事件をスクープした私が辞めた理由』(文藝春秋)がベストセラーとなった。
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