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麻生財務相が「行動制限」にチクリ…では 「コロナ拡大と人流」をどう考えるべき? 上昌広氏が見解
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/295131
2021/09/24 日刊ゲンダイ
他人事のような口ぶり。政権の中枢として無責任ではないか(麻生太郎財務相)/(C)日刊ゲンダイ
新型コロナウイルスの感染拡大と人流はあまり関係ないのか――。政府に行動制限を提言してきた政府分科会などの専門家に、麻生財務相が噛みついている。
おまえが言うか…の声もあるが
21日の会見で麻生氏は、「外で飯を食うな、人に会うな等々、制限をいつまでするつもりなのか。根拠は何なのか。本当に必要で効果があったのか。私にはなんとなく、ちょっと違うんじゃないかという感じがする」と疑問を呈したのだ。
実際、専門家は人流増が感染拡大につながると指摘してきたが、最近は人流とは関係なく、感染者数が大幅に減少している。麻生氏は「われわれ素人からみて、あの話はまったく嘘だったという話になるんですかね。よく分からないね俺は」とチクリだ。
コロナ禍で1年以上、政府は国民や事業者に行動制限を課してきた。倒産や廃業に追い込まれた事業者も少なくない。麻生氏は行動制限を実施してきた政権の中枢にいた。今さら、他人事のような口ぶりはあまりに無責任ではある。
しかし、感染拡大と人流の関係は一考する価値がある。無関係に見える事例が起きているからだ。昨年夏の第2波でも、お盆で人流が増加したのに感染者数は減少が続いた。足元の第5波でも、9月から学校が始まり、人流が増えているのに感染者数は大幅に減っている。
人流と感染拡大の関係をどう考えればいいのか。医療ガバナンス研究所の上昌広理事長が言う。
「コロナの流行は人流よりも季節性変化の影響が大きい。やみくもに行動制限するのではなく、ピークアウトが見えた時点で規制を緩和し、感染が拡大し始めたら規制を課すのが国民や事業者の負担も少なくて済みます。ところが政府は季節性要因を無視し、第5波のピークアウトから1カ月経っても、同じように行動を規制している。いったん、行動制限を緩和し、感染拡大期に入る10月後半からは規制を強化すればいい。麻生大臣は行動制限に疑問を呈するなら、閣内で主張し、人流に固執した政策を改めさせるべきです」
もちろん、マスク着用や手洗い、換気といった感染対策をつづけることは大前提だ。ワクチン接種も進める必要がある。
科学的な議論が必要だ。
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