「大差では河野が天狗になる ひとり大勝ちは困るんだ」
公示直前に野田聖子が駆け込みで入ってきたのは筋書きだろ。3人と4人は大違いだ。対立軸が3から6に増え、多様な論戦で賑やかになった。疑似与野党に分かれて紅白歌合戦みたいで党員にわかり易い。枝野みたいなのがいないのが何よりいい。野党の存在がますます薄くなる作戦か。それにしても野田の姉ねさん貫禄、三原じゅん子、今井絵理子のチラリサービスは誰の差配だろう。菅総理は三原を好いてたな。一緒にコーヒーすすってた。河野は話がぶれてばかりだが、あれは確信犯だから。何か魂胆がある。顔が面白いから地方党員の人気あまり落ちない。選挙ゼネラルディレクターから「ダントツじゃ困るんだ」と言われていたりして。一回目投票で過半数獲得者を作らず、上250票から下150票ぐらいで4者収めるシナリオなのかも、なあ、2Aディレクターさん。
悠々自適、 菅「政権は天から降ってくる」
菅総理は記者会見で「総裁に選出されたものが総理大臣になる」と言ったことがある。さっそくNHKは「総裁任期がきれるのに伴い退任する」と言った、しかし、辞任と言わない、まだ言えない。総理任期は次の総選挙後まであり、それ以前にやめれば辞任であるが、任期退任とは別だ。辞任するには内閣不信任可決か、病気か、刑事事件か、弾劾か、重大な過失か、政治責任を伴う失政か、事由が必要である。自力解散を画策するほど続投に執念を見せた菅が「支持率が落ちて戦えないから辞める」はずがない。それともマスコミが言うように降ろされたのか。誰に?安倍を支え続けた菅は恩人であり、アベノミクスの功労者だ。人事一任は安倍の鶴の一声で何とでもなっただろう。安倍は鶴のひと声の代わりに、もっと楽な「党営選挙」を菅に用意したのだ。菅は吹っ切れて不出馬作戦を受け入れた。そして今、籠に担がれて悠々自適、のはずである。
安倍手形、高市は女性初の官房長官
党員票の出方で議員票を調整すればいい、なにしろ私党の内輪の選挙だ。自民党による半永久政権の足掛かりをつけるための全員野球である。ムサシ使うまでのことはない、最後に読み上げるA4紙に書かれた数字が全てだ。派閥横断的に広く推薦人を集めた河野と岸田が決戦投票して僅差で河野だと思う。大差では河野が天狗になるし、岸田が腐る。重要閣僚に入るには僅差が条件である。高市は女性初の官房長官、女性総理へのステッピングボードだ。誰が総理になろうと、高市には安部手形が切られている。
公約は全部やった。「俺に辞任する理由がない」
菅は内閣 発足から1年目の日の記者会見で、携帯電話料金の値下げや行政手続きのデジタル化などの成果を誇示した。管には珍しいことだ。言外に「俺には辞任する理由がないんだ」と語っている。小泉環境大臣が、菅総理ほど短期間に成果を上げた首相はいない、正当に評価されていないとマスコミの前で涙流した。今後、約束通り緊急事態を解除し、行動制限を撤廃し、経済再開し、コロナ収束への道筋をたてることに成功したら、菅内閣はすべての公約を果たしたことになる。議員や党友は手をついて感謝しなければいけないだろう。さんざん、インチキ感染クラスターで菅を貶めてきた医療専門家は頭を丸めなければいけなくなる。NHKは受信料返さなくてはいけない。人事を尽して天命を待つ、今の菅の心境だ。
宣言解除「私が判断し、私が決定し、私が発表する」
菅隠しを続けてきたマスコミが首脳会談と宣言解除で、今日「二本の菅ニュース」を伝える大サービス、一体どうしたんや。東京の感染者数いつの間に263人、下目安の500を越えちゃって、尾身さん降参か? 菅の帰国待たずに即解除しないとお仕置きされるぜ、国民に。麻生さんのきつい一発、いや2発の往復パンチは見事だった。マクロンもメルケルも怖がって近寄らなかった麻生さん、世界DSのドンになって、ついでにNWOドンになってくれないかな。日本のワクチン売りまくって、国民にゼニ撒いてもらいたい。センモンイのニセ医者はぞろぞろ、ネズミのようにWHO尾身から逃げ出すよ、きっと。一緒に刑務所はいやだかんね。宣言解除は今月28日に「菅が最終決定し、菅が記者会見で発表する」。レームダック総理にしては、カッコよすぎる。しかも29日の投票日の前日、うーむ賢い。さらに恐らく、いくつかを蔓延防止で残しておいて、総選挙終盤にサプライズ全面解除を発表することまで計算している(きっと)。 おおといの菅の国連ビデオ演説、すばらしかったが、マスコミ伝えないね。日米豪印首脳会談QUAD出席のため訪米と言っているが、半分正しくない。その後に開かれるかもしれない菅-バイデン首脳会談に意味があるのに、情報不足に苦心しているようだ。帰国の一週間後あたりに意味がわかるだろう。10月29日、菅総理は新総裁と対面する。総理総裁が別々に存在する珍しい瞬間をマスコミはどう伝えるだろう。
麻生大臣「行動制限いつまでやってんだ。根拠もねえのに!」
2月に接種が始まって以来、約7カ月で全国民の半数超が接種を終えた。1回打った人は人口の63.0%、高齢者では88.0%が2回接種を終えた。30日までには高齢者90%は確実である。今日改めて「期日どうり9月30日の宣言解除を実行する」と声明した。尾身分科会の横暴はもう許さないという一方的警告でもある。すかさず怖い顔で麻生財務大臣が援護射撃「制限をいつまでやるつもりか。根拠は何なのか。効果あったのかないのか説明してくれ」。尾身撃沈、もうコロナthe end、ワクチン終了しかないな。尾身らは30日に向けて数字を下げ、東京は500人の敷居値以下に減った。尾身降参である。132億円ボディブローが効いている。菅はしたたかに復権へ手を打っていた。自力解散を模索しながら、密かに、文春に長文インタビューを行い、選挙にあわせて発売する準備していた。衆院選挙は遅れたが2週間まえに発売され、政権ビジョンを意気揚々と語っている。
G20首脳会議、COP26首脳セッション、誰が行く
G20が10月29-30日にイタリアで開かれる。バイデンから「ヨシ、一緒に行こ」って誘われる(かも知んない)。その後すぐ11月1-12日はCOP26英国グラスゴーが待っている。今回のCOP26は、200近くの国から数千人が参加する今年最大の政治イベントになる。G20出席首脳全員がそのまま移動するスケジュールらしい。第26回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP26)の名前の通り、「入ったら抜けられない」怖―い国際条約に日本も組み込まれ、以後Noと言えない。WHOも抜けられない国際憲章でコロナにNOと言えない、それと同じ。「気候温暖化」と「コロナパンデ」の正体はDSハザールの両輪である。WEFスケジュールでは「2021年NWD完成させる」ことになっていた。ソロスは2018年「唯一の障害はトランプ」と言っていた。その通りにトランプは排除された。そして、その最終章がCOP26になる。NWO世界政府の完成、その宣言の場になる。今後の世界、今後の日本の進路が決められる重大イベントに、「あの4人で大丈夫かよ」、そういう話が出てくる。河野は何か失言しそうだな。岸田、英語達者だが不愛想だ。高市は習金平にミサイル撃つわよって言いだしそう。野田は、松田聖子ですってウソつきそうだ。どれも恐ろしい。
ブースター強制とワクパス強制、COP26過ぎたらトーンダウン
ブースター3回目接種に世界中で抗議があり、訴訟があるにも拘らず、バイデンの強制命令、フランスのワクパス警察、メルボルンの軍隊出動などますます政府の強行手段がエスカレートしているのは、誰かが号令しているNWOへ向けた示威演習である。COP26を過ぎたら変化があるはずだ。昨日、田村厚労大臣と河野コロナ大臣が3回目接種計画を唐突に言いだしたのもそう、その筋から号令があったからだ。二人を「糞ヤロー」と言っても始まらない。COP26過ぎれば「必要な高齢者、かつ希望する者だけ」へトーンダウンして、徐々に、強制のないインフルエンザワクチンと同じになってゆく。安心して。
マスコミは異変を感じて、狼狽を隠している
マスコミは総裁選後に「総理大臣を退任」するとわめいている。マスコミ辞令を変えようとしない。トランプの時と同じ現象だ。レームダック視して菅のニュースが急減している。菅隠しである。マスコミによると日米会談は「たかが退任前のあいさつ」らしい。一昨日の菅の国連総会ビデオ演説を報じたのは一社だけ、NHKも現職首相の演説をスルー。政党別支持率調査はしても菅内閣の支持率調査は最近やってないようだ。菅支持率が回復している兆候があるので、ひたすら隠していると勘ぐられても仕方ない。加藤官房長官が「首班指名のための臨時国会を10月4日に開く」と発表したことで、同日、新首相が選出され、内閣人事が行われ、任期満了選挙を11月7日に行うか、もしくは国会審議のあと新首相が国会解散し11月中旬の総選挙になるか、どちらかだとマスコミが勝手に決めて報道している。彼らは、そうなって欲しいのである。
「たった一日だけの臨時国会」
10月29日に新総裁が誕生する。この時点で、総理大臣がいて、別に党総裁もいるという総理総裁分離状態が起きる。しかし、国のリーダーと党のリーダーがいて何ら不思議はない、立憲のリーダーもいるし、公明党のリーダーもいる。ただ、総理大臣は党総裁がなる、という自民党の慣例に過ぎない。慣例は大事だが絶対ではないし、前例もある。臨時国会は1カ月前に現内閣が通知する慣例があるから、加藤官房長官が16日にとりあえず「10月4日召集」を発表したが、会期も審議内容も空白である。今決めても新首相になれば新たに決め直すことになると説明したが、何か爆弾が仕掛けられている匂いだ。立憲の安住が「たった一日だけの臨時国会」になる可能性を警戒して嗅ぎまわっている。 (ここからが佳境です。憲政史の残る展開が起こります) 鼻差で河野総裁、菅と密会で仰天計画 9月29日の開票結果は僅差で河野と岸田が1位と2位。鼻差で河野。更に首差で高市、半馬身差で野田聖子。決選投票も僅差シナリオで恨みっこ梨。面白くない結末だが、河野に小泉が調教にはいり、石破がエサを嗅ぎつけたようなので河野本命は動かない。しかも菅総理が支持を表明した意味は決定的である。現職総理を落としたら党の恥だというシグナルだ。岸田は重要ポストのスベリ止めが用意されている。開票日29日夜までに党人事のうち真っ先に小泉幹事長がきまる。選挙戦の人寄せパンダ、河野と二人三脚で選挙を仕切り自民を勝たせる役割である。石破も人気者だから、党か内閣に入って最後の花道を飾るお約束かも。その29日夜、河野と小泉が極秘に菅を訪ねる、あの日の小泉、菅の夜の密会の続篇である。重大な話し合いが行なわれる。
加藤会見「首班指名選挙は中止、総選挙後まで行いません」 「選挙が終わるまで菅内閣が継続することになります。」
10月4日の臨時国会の会期が決まらないまま時が過ぎる。河野と小泉は菅総理、安倍前総理、麻生、二階らすべての領袖を回って首班指名についての考えを打ち明ける。2日になって加藤官房長官が緊急会見をひらいて「首班指名選挙は総選挙後まで行わない」と発表する。説明はこうだ。4日に首班指名選挙しても(衆院選挙が終わる)数週間後にまた首班指名をすることになる。議員任期満了日が2週間後に迫っている中で、新しい総理が解散に打って出るのは憲政の道ではない。また任期満了選挙が満了日を超えて選挙した例は過去になく、10月21日以前に選挙日を定めるのが常道である、と説明される。 加藤官房長官「従って、臨時国会は今日一日だけで閉会し、現内閣が協議した結果、10月17日投票日とする任期満了選挙を実行します。選挙後に開かれる特別国会で首班指名選挙が行われます。選挙が終わるまで菅内閣が継続することになります。」 選挙期間中は2週間後に退任する現職総理と、2週間後に新任される予定総理が併在する異例な選挙だ。野党は困った!どちらを攻撃したら良いか的を絞れません。任期満了選挙は議員各人の例えば免許更新みたいなものですから、党首討論もあるかどうかの静かな選挙が予想されます。河野は未総理だから攻撃されません。菅もレームダックだから攻撃されません。野党はどうしたらいいんでしょ。 男河野「首班指名を辞退させて頂きます」
10月17日投票日の翌日18日には確実に首班指名選挙が行われる。その前夜に河野が仰天発表を行う「首班指名選挙を辞退します」。 河野新総裁「菅総理の実績を改めて評価し、コロナの一番過酷な時期を乗り越え、経済再開を果たし、国民の生活が戻ったのは菅総理のおかげであり、継続して外交にも望んでいただくのが国益と判断し、菅総理にお願いして承諾いただいた。派閥領袖の皆さまに意義がなかった。総務会に諮りますが意義ないと確信します。私は総裁に専念します。」 そうか、それで麻生は河野の立候補を認めたのだ「男になって帰って来い」と言って旅に出した。総裁をゲットして帰ってきた、次の次の総理の椅子も確実にした、やっと父洋平の悲願を果たした。
(あとがき) 自民党をぶっ壊す。菅、小泉、河野はDS教育されているが、それはうわべのこと、芯は庶民派であるところに希望がある。腐った自民党は蹴飛ばしてやりたいし、ぐれん隊立憲はさらに悪い。菅のコロナ対応は見事だった。人格のない「党」より、個人に希望を賭けることに決めました。ここまで読んでくれたかた、ありがとうさん。誰が総理になるんでしょうか。 end
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