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「敵基地なんとか能力みたいなものは、こっちが撃つ前に相手が撃たなかったら相手の能力が無力化される。かえって不安定化させる要因になる」
これは、19日に放映されたフジテレビの自民党総裁選討論番組での河野太郎候補の発言だ。
候補者4氏は、敵基地攻撃能力それぞれの見解を述べ合った。
河野氏は敵基地攻撃能力の保有について予てから否定的意見を持ち、その立場からの発言ではあるが、その是非は別として冒頭の発言は趣旨を掴むのが難しい。
分解してみると、
「敵基地なんとか能力みたいなものは、」
これについては、敵基地攻撃能力について否定的ニュアンスが伝わる。
「こっちが撃つ前に相手が撃たなかったら相手の能力が無力化される。」
いやいや、それこそが主たる目的なのだが、河野氏は相手に攻撃意思がないのにこちらが誤って攻撃してしまう事を懸念しているのか?
あるいは河野氏は、敵基地攻撃能力を相手が攻撃したときのみにこちらが攻撃する事と狭く捉えているのか?
「かえって不安定化させる要因になる」
前節の主旨が不明確なので、これがどう繋がるのかも計りかねるが、要するに敵基地攻撃能力を持つと、却って相手等との関係が不安定になるため、攻撃力は日米同盟に基づき米軍に任せればよいという事のようだ。
以上、何とも難解な河野節ではあった。
また河野氏は、別の席で敵基地攻撃能力等を昭和の概念と揶揄したが、保守陣営からは対米依存志向こそが昭和の概念と一斉に反撃されている。
米国はオバマ政権から世界の警察官を辞めており、バイデン政権の事勿れ主義も考えれば、日米同盟を堅持しつつも日本が対米依存を脱却すべきなのは自明であると筆者も思う。
河野氏は、対中関係を含めた安全保障観を明確な言葉で示す必要がある。
なお、河野氏はファミリービジネスで中国との関係が取り沙汰され始めており、それについても明確な説明が求められるだろう。
佐藤総研
https://twitter.com/Kozen_Sato
http://blog.livedoor.jp/ksato123/
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