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コロナ変異は感染収束の間隙を突く…冬の第6波に脅威の「新型デルタ株」登場の恐怖
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/294716
2021/09/14 日刊ゲンダイ
ワクチンの効き目が大幅に弱まる恐れが(C)共同通信社
13日の新型コロナウイルスの新規感染者数は7週間ぶりに5000人を下回った。減少傾向は明らかだが、気がかりなのが、第5波収束の間隙を突いて、さらに手ごわい新たな変異株が登場することだ。これまで関西で先行して蔓延したアルファ株(英国型)や首都圏を中心に猛威を振るったデルタ株(インド型)は感染縮小期に置き換わりが進んでいる。
昭和大医学部客員教授の二木芳人氏(臨床感染症学)は言う。
「現在流行しているデルタ株よりも感染力が強かったり、ワクチンが効きにくいウイルスが登場すれば流行の主流に置き換わる可能性があります」
ポストデルタ株の候補はいくつもある。すでに上陸済みのラムダ株(ペルー型)とミュー株(コロンビア型)は冬の南米で大流行した。冬の日本で市中感染が広がってもおかしくない。ラムダ株はワクチンの有効性を5分の1、ミュー株は7分の1に低減させるとの研究がある。
さらに、脅威になる恐れがあるのが新型デルタ株だ。
「水際対策や監視体制の強化を」
「現行のデルタ株に変異が加わった新たなデルタ株に置き換わるケースも考えられます。これまでの変異株のように海外で出現し、日本に持ち込まれるケースのほか、日本で変異が起こり広がる可能性も否定できません。せっかく、第5波が収まりつつあります。新たな変異株による大きな流行を起こさないように水際対策や監視体制を強化すべきです」(二木芳人氏)
東京医科歯科大ではデルタ株でみられる「L452R」変異にアルファ株に特徴的な「N501Y」に類似した「N501S」変異が加わった「デルタプラス」という変異株が見つかっている。この変異は国内で起きた可能性が極めて高いという。1日の新規感染者が2万人を超える規模でデルタ株が流行したため、国内変異が起きていてもおかしくない。
デルタ株に変異が重なれば、さらに厄介なウイルスになる可能性が高い。大阪大の研究グループが人工的に実験用ウイルスを作り調べたところ、デルタ株に特定の変異が4つ加わると、感染力は強くなり、現行のワクチンの効き目が大幅に弱まる恐れがあることが分かった。4種類のうち3つの変異があるデルタ株はすでにトルコで見つかっているという。
第6波対策は新型デルタ株への警戒が重要だ。
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