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岸田文雄氏の“アベ化”に拍車…自民総裁選一番乗りが会見のたびに軌道修正の情けなさ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/294722
2021/09/14 日刊ゲンダイ
小出し政策で軌道修正、アベ化に拍車(岸田文雄前政調会長=13日、外国特派員協会での会見)/(C)日刊ゲンダイ
自民党総裁選にイの一番に名乗りを上げた岸田前政調会長のアベ化に拍車がかかっている。当初は反菅首相の受け皿としてかつてない期待を集め、二階幹事長の首切りをブチ上げるなどイケイケドンドンだったが、頼りにする安倍前首相が高市前総務相の支援に回った途端、急ブレーキ。節操がないほど右ブレしている。焦りのあまり、平衡感覚を失ったのか。
リベラル派で知られる宏池会会長の岸田氏は、先月26日に出馬表明。再選を狙うとみられていた菅首相の向こうを張り、弱肉強食の新自由主義を否定。「助け合う社会」「令和版所得倍増」などを掲げ、分配による格差是正を訴え、評判は上々だった。一変したのは、森友疑惑の再調査を否定しない岸田氏に安倍氏が業を煮やし、子飼いの高市氏擁立に動き出してからだ。
主張は高市氏にソックリ
高市氏が出馬表明する前日7日、岸田は森友再調査は「考えていない」と火消しに走り、経済政策を発表した8日の会見ではアベノミクス継続に言及。13日は外交・安保政策についての会見を開いたが、対中強硬を強調。敵基地攻撃能力保有について「有力な選択肢だ。国民の命や暮らしを守るため、ぜひ議論したい」と前向きで、「GDP1%枠」を超える防衛費拡大にも前のめり。2019〜23年度の「中期防衛力整備計画」の見直しを念頭に「結果的に防衛費は増額になる」とし、「最初からGDP何%とか数字で区切って考えるものではない」と言い切った。
岸田氏の総裁選関連の会見は都合4回目だが、回を重ねるたびに修正が加えられ、いまやその主張はタカ派の高市氏とクリソツだ。皇位の男系継承、原発再稼働推進も共通している。
政治評論家の野上忠興氏はこう言う。
「岸田氏にとっては最後の勝負を懸けた戦い。何を言われようが、なりふり構っていられないのでしょう」
日本学術会議の任命拒否問題も「撤回は考えない」という。かえって埋没し、高市氏に抜き去られないか。
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