http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/889.html
Tweet |
小池都知事肝いり「酸素ステーション」は稼働率9%! 設置130床で利用者1日平均12人と“空回り”
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/294403
2021/09/07 日刊ゲンダイ
常に100床以上が遊んでいる(左は小池都知事)/(C)日刊ゲンダイ
小池都知事の肝いりで始まった「酸素ステーション」が完全に空回りしている。
酸素ステーションは、救急搬送を要請した自宅療養者のうち、救急隊が軽症と判断したコロナ患者を一時的に受け入れて、酸素投与を行う施設。渋谷区の「都民の城」に130床設置され、8月23日から運用が始まった。
都によると、6日午前9時までの受け入れ人数は合計174人。利用者は1日平均12人で、稼働率はわずか9%だ。5日に入所したのは7人。6日午前9時時点の入所者は12人だった。もっとも多く使われた8月30日でも38床と29%にとどまる。つまり、ガラガラなのだ。
自宅療養者の死を防ぐ気はあるのか
いつでも入院ができる体制が整っているなら、酸素ステーションの利用が少なくても結構だが、酸素ステーション設置後も都内の自宅療養者の死亡は相次いでいる。
都のモニタリング会議のメンバーで都医師会の猪口正孝副会長は8月31日の会見で「酸素ステーションに運ばれても受け入れは1泊程度と短いため、辞退者が多い」と分析し、「つくる必要はないということには決してならない」と必要性を強調した。
都に低稼働率について問い合わせたが、担当者不在で回答は得られなかった。
西武学園医学技術専門学校東京校校長の中原英臣氏(感染症学)が言う。
「酸素ステーションをつくること自体は評価できます。しかし、活用されないのが分かった時点でなぜ、すぐに軌道修正しないのか。酸素投与だけでなく、治療できるようにしたり、救急搬送要請者に限らず、幅広く容体が不安定なコロナ患者に入所してもらい、医者の管理下に置けばいい。130床をフル活用していれば、この間、防げた自宅療養者の死亡もあったのではないか」
都は、9月中に軽症者向けステーションを増設して、重症化を防ぐ「抗体カクテル療法」を3施設で開始する方針だ。小池都知事は3日の会見で「多機能のステーションになっていく」とアピールしたが、遅すぎる。後手対応の小池都知事の責任は重大だ。
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK282掲示板 次へ 前へ
最新投稿・コメント全文リスト コメント投稿はメルマガで即時配信 スレ建て依頼スレ
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK282掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。