http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/885.html
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◆コロナ起原報告書◆
発生確認から1年半を過ぎてなお、新型コロナの災禍は続く。
米バイデン大統領は、ウイルスの起原の再調査を複数の情報機関に命じたが、上がってきた報告書は煮え切らぬものだった。8月27日の発表によると総じて結局中国が全面的に情報を出さなければ武漢ウイルス研究所から漏れ出たものか、コウモリから中間宿主を経由して人に感染したものか判断できないというもので、仮に研究所から漏れ出たとしても生物兵器として開発された可能性は皆無か極めて低いというものだ。
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/66783
これに先んじて8月2日に発表された下院外交委員会の共和党の調査報告書では、ハッキングによって入手した中国の電子情報を引用して、状況証拠からすれば、ほぼ間違いなく武漢研究所から漏れ出た上に隠蔽工作があったとしている。
https://jp.reuters.com/article/health-coronavirus-usa-republicans-idJPKBN2F30RX
情報機関と言えども官僚組織であり、バイデンの事なかれ主義を考えれば、顔色を見て玉虫色の報告書を上げて来るのは予め予想出来た。バイデンは引き続きの調査を命じたようだが、今後の展開はどうなるのか?
今後ハードな証拠を入手するためには、中国に威力査察を飲ませるしかなく、即ち実質的な宣戦布告になるだろう。
その覚悟を固めるためには、先ず西側中心の一糸乱れぬ圧力、次に米軍の主導する軍が中国を屈服させる戦闘体制の配備、そして中国に真相の開示を迫る米国民他の民意の高まりが必要である。
キーは、甚大な被害を被った米国民の民意の高まりである。新型コロナが落ち着かねばそれどころではなく落ち着けば日本人の様にケロリと忘れるよりも、人命や金額に換算した被害に対して請求書を作成し始めるのではないか。また逆にコロナの出口がいよいよ見出せなくなったとき、あまり良い譬えではないが、パールハーバーや9.11テロの時の様に憤怒が爆発して国を一つにまとめるものになるかも知れない。何れにせよ今後のコロナの帰趨に大きく左右されるだろう。
◆ワクチンパスポートへの疑義◆
さて、そのコロナは現在、ワクチンの普及により重症者が減り第二フェーズに入っている。
各国では、ワクチンパスポートの導入が図られており、フランス等では無くばレストランでの食事が出来なくなっている。米国でも各州で鬩ぎ合いながらも導入が進む州が出ており、これに先んじて米軍や公的病院ではワクチン接種が義務図けられつつあり(定期的な検査をワクチン代替にする措置も有料になったり禁止になったりする動きがある)、例えばCNN等の民間企業でもワクチン未接種での出勤者が実際に解雇されている。
一方、ワクチン自体の効果は、学術的にはともかく少なくとも各国政府は感染予防効果が期待されるとして接種キャンペーンを始めたもののデルタ株の影響等により接種者のブレークスルー感染が増え、それが怪しくなり、今ではワクチンは主に発症予防効果や重症予防効果のためのものだとゴールポストをずらしつつある。
もちろん、未知の新型コロナと戦うために急遽作ったワクチンなので、色々と未知の状況変化が出て来るのは当然ではある。
感染予防効果は、落ちてはいるが依然有意に残っているというのが各国政府と専門家の主張している所である。しかし、ワクチンの発症予防効果や重症予防効果で発症しなかった若しくはごく軽症で済む場合には、そもそも医療機関に行かず従って検査を受ける場合は少ないだろうから、実際には自覚の無い感染者は多いと予想される。
米国マサチューセッツ州7月上旬に同州バーンスタブル郡内で複数の大規模な集会やイベントが開かれ、数千人の観光客が訪れた。その後に感染者が469人確認されたため、CDCが調査したところ、74%にあたる346人が、規定の回数のワクチン接種を終えていたことが判明したとの事なので、そういった全件調査的な事をやれば、同様な結果が出ると思われる。
https://www.yomiuri.co.jp/world/20210731-OYT1T50168/
もしそうであれば、他者に感染させる二次感染防止効果等も詳しい研究調査なものの、ワクチンパスポートの導入意義は基本的には根本から崩れる事となる。
感染予防効果の調査対象群の細かい内訳は、少なくとも通常のニュースレベルでは報道される事がないので、導入議論の前提として各国は明示が必要であろう。
ワクチンのメリットは、接種者個人に帰し、「社会的な意義は、重症化を防ぎ医療逼迫を避ける事のこそある」と言い始めている臨床医も出始めており、各国政府の正直なアナウンスが欲しい。
ワクチンは、抗体減少やウイルス変異で3回目のブースター接種が必要とされ、また特にm-RNAワクチンや、ウイルスベクターワクチン等の最新遺伝子工学を用いたものは、短期の副反応に加え、長期的副作用リスクが分からない上に、ウイルス耐性強毒化変異を招く可能性もありリスクと隣り合わせである。
そのため、今後コロナへの切り札は変異への対応力があり、少なくとも異次元の副作用リスクの少ない治療薬へ移行する事となるだろう。
さて話は、コロナ起原調査に戻り、今後どこかの国の研究機関が誤って新しい病原体を漏洩してしまう可能性、またSF的次元になるがコロナの変異は何者かが人為的に起こしていた場合、あるいは更に新しい病原体ウイルスを何者かが作り出す理論的可能性は排除できない。これらを防止せねば、いくら新型コロナのワクチンを開発しても賽の河原となってしまう。
そのために、先ずは新型コロナの起原調査は必ず遂行する必要がある。日本も中国マーケットに目が眩み曖昧な結論に甘んじては世界の破滅に加担する事となるだろう。
佐藤総研 http://blog.livedoor.jp/ksato123/
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