http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/676.html
Tweet |
菅首相の甘すぎる“10月前半解散”戦略 ワクチン一辺倒の楽観主義を「ブレークスルー感染」が打ち砕く
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/293748
2021/08/24 日刊ゲンダイ
菅首相(奥左2)はワクチン一辺倒で再選模索…(代表撮影)
「今月中には(2回接種が全国民の)4割を超える見込みとなっている」――。新型コロナワクチン接種について、加藤官房長官は23日、そう胸を張った。菅首相はワクチン普及を頼りに感染爆発を抑え、解散に打って出るつもりらしいが、日本より先にワクチンの普及した世界各国で感染が再拡大している。
総選挙を前に内閣支持率はボロボロだ。ANN世論調査(今月21、22日実施)の支持率は発足後最低の25.8%。第2次安倍内閣(2012年12月)以降、ワーストをたたき出した。
不人気を裏付けるように、菅首相の「お膝元」の横浜市長選は“惨敗”。求心力回復はワクチン頼み。10月初旬までに希望者の8割が接種できる量を配分し、10〜11月の早い時期に希望者への2回接種完了を見込む。
「菅さんはワクチン接種が進む10月には、感染状況が落ち着くと期待を寄せている。『9月29日投開票』となる見通しの総裁選で再選を果たした後、10月前半の解散を模索しているようです」(自民党関係者)
米国研究チームが警鐘鳴らす「ブレークスルー感染」の驚愕実態 |
しかし、ワクチン接種が進んでも感染状況が改善するとは限らない。米ユタ大や米ジョンズ・ホプキンス大などの研究チームが、今年1月から6月末に米ユタ州で確認された変異株の感染事例とワクチン接種率の関係を分析。10日公表の査読前論文によると、今年6月末までにユタ州の人口の54%がワクチン接種を終えていたのに、4月中旬のデルタ株の出現以降、ワクチンの効果が減退したという。
5月中旬に90%だった感染予防効果は6月末までに83%に低下。感染事例のうち、接種後の「ブレークスルー感染」の割合は推計値の6.4%を超え、実際は10.5%(6月末)に上った。研究チームは「デルタ株はワクチン接種率が高くても大流行する恐れがある」と警鐘を鳴らしている。
「俺は勝負に強い」とうそぶいているという菅首相。政権浮揚を狙った東京五輪の開催強行は逆効果に終わった。見通しの甘い解散戦略も同じ轍を踏むに違いない。
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK282掲示板 次へ 前へ
最新投稿・コメント全文リスト コメント投稿はメルマガで即時配信 スレ建て依頼スレ
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK282掲示板 次へ 前へ
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/
since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。