http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/662.html
Tweet |
横浜市長選で野党系候補が圧勝 “ハマのドン”が菅首相に「辞めろ言う」と一刀両断
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/293684
2021/08/23 日刊ゲンダイ
(右から)藤木幸夫氏、山中竹春氏、江田憲司氏(C)日刊ゲンダイ
菅首相のお膝元である横浜市長選挙は22日投開され、野党候補が圧勝した。菅首相が全面支援した小此木八郎・前国家公安委員長が敗北したため、衆院選が迫る中で首相の求心力低下は免れない。
20時の投票締め切り直後、立憲民主党(立民)が推薦する新人、山中竹春氏(元横浜市立大学教授)の当確が早々に伝わった。多くのメディアが山中氏の取材に来ることになったため、会場はビルの一室の選挙事務所から500人規模の場所に変更されるほどだった。
山中氏は「コロナ対策、カジノIR(統合型リゾート施設)誘致対策が市民に届いた。カジノIRをやらないという宣言を早期にします。そのうえで必要な手続きに入ります」と挨拶。
山中氏の選対最高顧問を務めた立民代表代行の江田憲司氏は囲み取材で、「選挙の中盤で勝利を確信した。自民党が分裂したことが勝因ではない。カジノ反対だけでも勝てなかった。いい受け皿があれば自民党恐るるに足らずということが証明できた。藤木幸夫さんはわれわれの精神的支柱。心強かった」と話した。
「藤木幸夫さん」とは、これまで多くの市長や議員の後見人を務めてきた選挙歴70年の”ハマのドン”と呼ばれる人物。現在は横浜港ハーバービジネス協会会長を務めている。その藤木氏も登壇し、「林(文子市長)という嘘つきの後釜をどうするか長い時間話し合った。こんな立派な人を発掘してくれて驚いた。自民党の市議会議員は来年絶対落とすからね。戦線を組むから。自動小銃を持ってきてください」と語った。
藤木氏は長年付き合いのある菅首相について、「菅も今日あたり辞めちゃうんじゃないの? 辞めなきゃしょうがないだろ。電話かかってきたら辞めろといいます」と突き放した。
藤木氏に近い横浜港関係者は、「実は1カ月前にも菅さんから藤木会長に電話があった。菅さんは藤木会長にIRもやめたし、ひとつよろしくと言いたかったのでしょうが、会長は話をそらして菅さんに話をさせなかった。昨年8月、総理になる直前に菅さんが藤木会長の自宅に挨拶に来たときも煙に巻いて話をさせなかったそうです。謝られたりすると情にほだされてしまうそうで。しかしまた菅さんから電話かかってきたら、総理を辞めろって言うでしょう」と明かす。
今回の市長選挙で、横浜へのカジノIR誘致が宙に浮くことは確実になった。菅首相にとって、地元での市長選惨敗とIR誘致失敗の影響は甚大だ。前出の関係者は「菅政権に対する怒りが横浜市民に渦巻いていた。市長選はその結果」とも話すが、その「怒り」が秋の総選挙にもつながることは間違いなさそうだ。
(取材・文=平井康嗣/日刊ゲンダイ)
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK282掲示板 次へ 前へ
最新投稿・コメント全文リスト コメント投稿はメルマガで即時配信 スレ建て依頼スレ
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK282掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。