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※週刊現代 2021年8月21・28日号 紙面クリック拡大
「官邸の守護神」引退で、もうすぐ菅政権の「終わりのはじまり」がやってくる
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/86339
2021.08.21 週刊現代 :現代ビジネス
政権の「汚れ仕事」を引き受けた人物
8年半もの長きにわたり、官僚機構のトップに君臨してきた杉田和博・内閣官房副長官。「官邸の守護神」の異名を持つ同氏が、次の内閣改造で退任することが内定した。
「杉田さんは持病があり、番記者にも常々『次は辞めますよ』と言っていましたが、組閣のたびに安倍(前総理)さんや菅総理が慰留してきた。
4月に80歳の節目を迎えたこともあり、決意を固めた。菅総理に7月、次の組閣で辞めると直接申し出て、総理も了承しました」(官邸スタッフ)
杉田氏は'12年に安倍総理によって官房副長官に起用され、先月25日には在職日数が歴代最長の3134日を超えた。
公安警察出身者として政権の「汚れ仕事」を一手に引き受けてもきた。
加計学園問題で安倍総理を批判した、元文科事務次官・前川喜平氏をスキャンダル情報で脅したと報じられたり、日本学術会議の任命拒否問題を主導したともいわれる。
「余人をもって代え難い」(菅総理に近い自民党議員)人材だが、後任はどうなるのか。
「国家安全保障局長を退任した北村(滋)さんが引き継ぐとの噂もありましたが、違うらしい。実は杉田さんが菅総理に直接、元総務事務次官の安田充氏を起用するようお願いし、総理もそれを了承したのです」(前出と別の官邸スタッフ)
安田氏に白羽の矢が立ったのは、埼玉県立浦和高校から東大法学部に進学した杉田氏の同窓で以前から親しいこと、総務省に強い影響力を持つ菅総理も安田氏と良好な関係にあったことが理由だ。
これといった実績もない安田氏の「情実人事」について、先の官邸スタッフは「気心が知れているから安田さんを選んだだけ。杉田さんの調整能力を失えば、官邸はガタガタになる」と危惧する。
いずれにせよ、総選挙で菅内閣が敗れて総辞職すればこの人事案も消える。もしかすると杉田氏は、政権の終焉を嗅ぎ取ったのかもしれない。
『週刊現代』2021年8月21・28日号より
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