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五輪関係者から7月上陸「ラムダ株」は厚労省ノーマーク!市中蔓延は時間の問題
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/293388
2021/08/17 日刊ゲンダイ
感染患者のために、空の酸素ボンベが満タンになるのを待つ人たち(南米ペルー首都リマ)/(C)ロイター
すでに日本に上陸していたことが分かった、南米ペルー由来の新型コロナウイルスの変異株「ラムダ株」。先月、空港検疫で五輪関係者から初めて確認されていたのに、厚労省はメディアに問われるまで公表しなかった。
心配なのが、上陸を許したラムダ株が、この先、市中に蔓延することだ。西武学園医学技術専門学校東京校校長の中原英臣氏(感染症学)が言う。
「アルファ株(英国株)やデルタ株(インド株)の上陸から市中への蔓延プロセスを見ると、まず流行国からの渡航者のコロナ陽性が空港検疫で見つかり、その後、市中に広がっています。空港検疫の抗原検査は精度が低いため、検疫をすり抜けたラムダ株の感染者が『陽性』と知らないまま、市中で行動しているのでしょう」
まだラムダ株かどうか確定していないが、8月12日にも羽田空港に到着したペルーに滞在歴がある50代男性と30代男性のコロナ陽性が確認された。
また、ラムダ株は中南米を中心に40カ国以上で確認されている。
ラムダ株はノーマーク(田村憲久厚労相)/(C)日刊ゲンダイ
厚労省はスクリーニング検査も実施せず
ラムダ株はデータが少なく、WHO(世界保健機関)は「懸念される変異株」より下位の「注目すべき変異株」の指定にとどめているが、強い感染力と抗体への耐性を持つ恐れには警戒を示している。
ラムダ株の感染力はデルタ株に匹敵するとの指摘がある。また、抗体への耐性について、ニューヨーク大の多田卓哉博士研究員は、これまでにない変異が細胞との接続部分に見られることから、3〜5倍程度ワクチンの有効性が下がる可能性を指摘している。
ところが、厚労省はノーマーク。ラムダ株を「注目すべき変異株」にも指定せず、空港検疫以外は、陽性者のウイルスがラムダ株かどうかを確認するスクリーニング検査も実施していない。
「現在、デルタ株についてはスクリーニング検査をしていますが、すでにデルタ株は市中に広がっており、検査の意味は薄らいでいる。市中にいるかどうかという段階のラムダ株こそ、スクリーニング検査を徹底的に行うべきです。早期発見、早期隔離によって、感染拡大を防げます。デルタ株が落ち着いても、ラムダ株に置き換われば、切れ目なしに感染爆発が続くことになりかねません」(中原英臣氏)
五輪をきっかけにラムダ株が上陸し、蔓延したら最悪である。すぐにラムダ株のスクリーニング検査を始めるべきだ。
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