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菅首相が目論む総裁再選の“秘策”って…支持率過去最低なのに続投に意欲マンマン
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/293237
2021/08/13 日刊ゲンダイ
続投に意欲満々(C)日刊ゲンダイ
衆院議員の任期満了まで2カ月あまり。政界の関心は「解散・総選挙はいつになるのか」に集中しているが、東京五輪の閉幕直後に各社が発表した世論調査で、内閣支持率は軒並み過去最低値を記録。「五輪の成功で支持率アップ、その勢いで9月上旬に衆院解散し、無投票で総裁再選」という菅首相のシナリオはすっかり狂ってしまった。
新型コロナウイルスの感染拡大も止まらず、感染者数は連日、過去最多を記録している。
「支持率下落も懸念材料だが、そもそも発令中の緊急事態宣言が8月31日に解除できなければ、解散・総選挙などやれる状況ではない」(自民党ベテラン議員)
菅首相の総裁任期は9月末まで。総裁選は任期ギリギリの9月29日になりそうだ。9月中に解散を打つことを考慮した日程で、そのまま総選挙に勝てば菅首相の続投がほぼ自動的に決まる。解散なら、総裁選は選挙後に先送りされる可能性が高い。しかし、コロナ禍は一向に収まる気配がなく、9月解散は難しいという見方が今では支配的だ。
それどころか、自民党内では「国民に不人気の菅首相では総選挙を戦えない」という声が続出し、総裁選が「菅降ろし」の舞台になりそうなムードも出てきた。
続投に意欲マンマン
もっとも、菅首相自身は今も続投に意欲を燃やしている。総裁選を乗り切る“秘策”があるのだという。
「総裁選告示の9月17日の前に『解散はしない。任期満了で選挙をやる』と宣言してしまうのです。コロナ対策に専念するためと言えば、誰も反対はできない。解散日程に右往左往で足を引っ張ろうとする党内の動きを牽制することもできます。それで粛々と総裁選をやって勝てばいいと総理は考えているようです。現職総理が続投の意思を示しているのに、選挙前に引きずり降ろすなんて簡単なことではない。実際、自民党総裁選で現職が負けたケースは過去に1回しかありません。1978年の福田赳夫総理だけです」(官邸関係者)
党員投票の予備選挙で2位になった福田氏は「天の声にも変な声がある」と言って本選を辞退したが、それ以降は、あれだけ不人気だった「麻生降ろし」も実現しなかった。
それで菅首相も選挙前に引きずり降ろされることはないとタカをくくっているのかもしれないが、任期満了選挙も過去に1度だけ。1976年、当時の三木武夫首相は任期ギリギリの選挙で大敗し、退陣に追い込まれた。やはり、国民が引導を渡すしかない。
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