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出来の悪い仮想現実のような菅政権のコロナ対策 進次郎のポエムと変わらない発言ばかり それでもバカとは戦え
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/293005
2021/08/07 日刊ゲンダイ
コロナ対策より五輪五輪(開会式に出席する菅首相、IOCのバッハ会長=YouTubeのIOC公式チャンネルより)/(C)日刊ゲンダイ
東京都知事の小池百合子が、特別支援学校を訪れ、生徒らがVR(仮想現実)技術で東京五輪を観戦する様子を視察したそうな。小池は視察後、8月24日に開幕するパラリンピックの観客の扱いについて「新型コロナウイルスの感染状況次第だ」と発言。感染力が強いデルタ株が猛威を振るい、医療崩壊に突入するタイミングでこの危機感のなさ。菅義偉も「(感染状況が変われば)ぜひ有(観)客で」などと述べていたが、国のトップが狂っているから、すべてが狂い始める。現実感のかけらもない。まるで出来の悪い仮想現実を見せつけられているようだ。
菅は「新型コロナウイルスの感染拡大を阻止することが今、内閣にとって最優先の課題だ」と言いながら、まともな説明もせず、しまいには「私が感染対策を自分の責任のもとに、しっかりと対応することが私の責任」と発言。これでは進次郎のポエムと変わらない。
菅は交通規制やテレワークなどの対応で人流は減少していると言うが、実際には微減に過ぎず、感染拡大対策としてはまったく追いついていない。人流が減らない理由は、緊急事態宣言慣れに加えて五輪強行が引き起こした気の緩みにある。
これまで打つ手がなかったのでも、予測できなかったのでもない。6月2日には政府分科会の尾身茂会長が「今の状況で(五輪を)やるというのは普通はない」と発言。これに攻撃を仕掛けたのは竹中平蔵をはじめとする菅周辺だった。
また、厚生労働省に助言する専門家組織「アドバイザリーボード」も早い段階でデルタ株急拡大を正確に予測していた。菅は周囲から中止が最善の判断だと何度も助言されたことも明かしているが、足りない頭に描いていた五輪を政治利用して総選挙に突入するシナリオから離れることができず、目の前で発生している状況すら見えなくなった。
五輪強行のため、専門家の意見を無視、妨害し、一貫して国民に間違ったメッセージを流し続けた。
京都大学の西浦博教授らのグループが先月末に発表した試算によると、感染拡大のペースが変わらない場合、東京都では8月11日には新規感染者が5000人を超え、26日には1日1万643人に上るという(※編集部注=8月5日発表で5042人に)。
これは明らかに菅による人災である。さっさと議員をやめて法の裁きを受けるべきだ。
適菜収 作家
近著に「日本人は豚になる」「ナショナリズムを理解できないバカ」など。著書40冊以上。購読者参加型メルマガ「適菜収のメールマガジン」も始動。詳細は適菜収のメールマガジンへ。
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