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大阪市“掟破り会食”で職員1109人処分 ユルフンの元凶・松井市長は責任取らず公務スカスカ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/292233
2021/07/21 日刊ゲンダイ
松井一郎・大阪市長はただ頭を下げただけ(C)共同通信社
一度に1109人もの職員を処分とは、前代未聞のことだ。
大阪市は20日、市民に「会食は4人以下で、午後9時まで」と呼び掛けながら、ルールに反して送別会などに参加したとして、市職員1109人を一斉処分した。地方公務員法に基づく懲戒処分(戒告)は58人、文書訓告は53人、口頭注意は998人だった。
市の調査によると、3月1日〜4月4日の間、「掟破りの会食」は計216件、1109人に上る。そのうち「5人以上の会食」が188件あり、1001人が参加。「午後9時以降の会食」は21件、48人で、「5人以上で、かつ午後9時以降」が7件、60人だった。
信用失墜行為にあたると判断され、戒告処分となった58人のうち、局長級は3人、部長級は15人、課長級は39人、係長級は1人だった。
大阪市人事課の担当者がこう言う。
「この件自体が前代未聞のことですし、通常、全庁一斉に調査して大量に処分することもありません。戒告、訓告も文書での注意になりますが、戒告は辞令という形になります。戒告の場合、今年度の人事評価が制度上、最低ランクになるので来年度の昇給が止まったり、ボーナスが減額されます。それぞれの処分理由は会食時の職位で判断しました。課長級以上の管理職につきましては、部下を監督する立場にもかかわらず、自ら要請に反したところを重くみて懲戒処分である訓告にしました。処分となった職員はすべて会食の参加者で、管理監督責任だけで処分した者はいません。松井市長の監督責任? 特段、今のところは聞いておりません」
もちろん、市民に自粛を呼び掛けながら、ルールに従わなかった職員に非はあるが、トップの求心力のなさも「ユルフン体質」のひとつの原因だろう。市職員の意識が低いのは、松井一郎市長の責任でもある。
市の「自動車運行日誌」によると、松井市長は昨年1年間で計66回、公用車を使って市内の「スパが自慢のホテル」に通い、大阪で新型コロナの感染が拡大した今年3月にも計4回、公用車で「ホテル通い」をしていた。
「身を切る改革」と言いながら…
そもそも「管理監督」できるほど、公務時間を割いていない。先月は2回の3日連続を含む11日間公務日程なし。今月も20日までの20日のうち、すでに8日間公務に就いていない。
今年4月、厚労省老健局の課長以下、23人の職員が3月に送別会を開催したことが明らかになり、世間から猛批判を浴びた。事務次官と老健局長は送別会に参加してはいなかったが、管理監督責任を問われ、それぞれ厳重注意処分と訓告処分となり、田村厚労相は閣僚給与2カ月分を自主返納している。
松井市長は「身を切る改革」と言いながら、すべての責任を職員に押し付けて何事もなかったようにやり過ごすつもりか。
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