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公明党・山口代表ついに“菅切り”か 都議選惨敗の自民に強気と危機感が交錯
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/291595
2021/07/08 日刊ゲンダイ
“菅降ろし”を後押ししたも同然(都議会議員選挙の開票日、公明党の山口那津男代表)/(C)日刊ゲンダイ
公明党の山口那津男代表が“菅切り”――。山口代表の“解散発言”が、自民党に激震を走らせている。
5日、BS日テレの番組に出演した山口代表は、「自民党の総裁選後に総選挙の方が国民の気持ちに合うか」と問われ、「その方が望ましいかもしれない」と発言。さらに、6日は記者会見で、解散総選挙の時期について「一般論で言えば遅い方がいい」と明言した。
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「総選挙は遅い方がいい」「総裁選の後がいい」という発言は、菅首相の再選シナリオをぶち壊し、自民党内の“菅降ろし”を後押ししたも同然だ。
「自民党の総裁選は、9月中に行われます。もし、総選挙の前に総裁選が実施されると、選挙を控えた自民党議員が“菅首相では選挙を戦えない”と、菅首相を切り捨て、“選挙の顔”になる新総裁を擁立するのは目に見えている。だから、どうしても菅首相は、総裁選の前に解散総選挙に打って出たい。9月前半に解散するつもりです。なのに、山口代表は『総選挙は総裁選の後がいい』とハッキリと口にした。菅首相の再選シナリオにノーを突きつけたということです」(政界関係者)
いくら連立を組む“友党”とはいえ、他党の総裁選の日程に注文をつけるのは異例のことだ。さすがに、自民党内からも「内政干渉だ」「解散は総理の専権事項だ」との声が上がっている。
弁護士出身の山口代表は、ほとんど失言をしない。なぜ、自民党に激震を走らせる発言をしたのか。
「ひとつは、都議選で惨敗した自民党に対して、強気に出たのだと思う。都議選で分かったことは、自民党候補には、ほとんど無党派の票は入らないということです。解散総選挙となったら、多くの自民党議員は公明票の上乗せがなければ、当選は難しいでしょう。もうひとつは危機感です。都議選で公明党は、23人の候補者、全員当選したが、苦戦を強いられた。投票率が低かったから組織票でギリギリ当選できただけです。得票数も、前回73万票から63万票に減らしている。このままでは、公明党も秋に行われる解散総選挙は大敗しかねない。山口代表も“菅首相では選挙を戦えない”“顔を代えるしかない”と思っているのでしょう」(公明党事情通)
山口発言が、自民党の“菅降ろし”に火をつける可能性がある。
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