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菅首相お得意の「強権人事」で官邸から“安倍派”を一掃 長期独裁の足場固め
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/291391
2021/07/02 日刊ゲンダイ
杉田官房副長官(右)とはギクシャク(C)JMPA
長期独裁を狙う菅首相が、官邸内に残る“安倍派”を一掃し始めた。
「官邸のアイヒマン」と呼ばれた国家安全保障局の北村滋局長が近く退任し、菅首相の信頼が厚い秋葉剛男前外務次官が後任に就くと報じられたばかりだが、衆院選後には「官邸の守護神」こと杉田和博官房副長官も交代させる方針だという。
2012年の第2次安倍政権発足以来、9年間にわたって官房副長官を務めてきた杉田氏は、17年から内閣人事局長も兼任し、官僚の頂点に君臨してきた。今月25日に在職3134日となり、村山内閣から小泉内閣まで副長官を務めた古川貞二郎氏の歴代最長記録を抜く。この春で80歳を迎えた高齢で心臓の持病もあるため、東京五輪を花道に退任させるというのが表向きの理由だ。
予算と警察を掌握 |
「北村さんも杉田さんも、安倍前総理に近いから嫌なんですよ。彼らを通じて官邸内の情報が安倍さんに筒抜けになっているのではないかと菅総理は不信感を持っていて、自分だけに忠実な腹心で周囲を固めたい。昨年の国会で、菅総理が日本学術会議の任命問題の黒幕は『杉田さんです』と責任を押し付けるような答弁をして以来、杉田副長官も総理を支える気持ちを失っているようでギクシャクしていました」(官邸事情通)
後任には“天領”の総務省から次官経験者を引っ張ってくる意向だという。菅首相に近い岡崎浩巳元次官や安田充元次官が有力視されている。
安倍派の放逐は首相秘書官人事にも及ぶ。7人いる秘書官で唯一、安倍政権からの続投だった防衛省出身の増田和夫秘書官を交代させる人事を1日付で発令。さらに秘書官を8人体制に増員して、自身の事務所秘書で昨年末まで政務の首相秘書官を務めていた新田章文氏を再び官邸に呼び戻す。
「官房長官時代に秘書官だった財務省の矢野康治主計局長を事務次官にする人事も決めた。一橋大卒の財務次官は戦後初めて。五輪後には、同じく秘書官だった警察庁の中村格次長を長官に引き上げる予定です。菅総理が最も信頼する官僚がこの2人で、予算と警察を握れば政権は安泰と考えているはずです」(霞が関関係者)
人事による権力強化は菅首相の常套手段だが、周囲をイエスマンで固めれば、都合の悪い情報は入らず、国民の声はますます届かなくなる。
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