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ファイザー製&モデルナ製のワクチン効果は1年続くのか?
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/290910
2021/06/23 日刊ゲンダイ
大学接種が始まり、新型コロナウイルスのワクチン接種を受ける近畿大生(C)共同通信社
新型コロナウイルスワクチンの効果をめぐって河野太郎行革大臣と加藤勝信官房長官が“対立”した。
河野大臣は20日のテレビ出演の際に「ファイザー製も、モデルナ製も、1年は持つ」と発言。ところが翌21日、加藤官房長官が記者会見で「長期の有効的データは十分に得られていない」として、有効期間が1年という河野発言に否定的な見解を示した。政府内で齟齬が生じた格好だ。いったい、どちらが正しいのか。
今年5月、新型コロナの発症を防ぐ中和抗体について、横浜市立大学の研究グループが効果の持続期間を発表している。
感染から1年を経過した250人の血液を使い、中和抗体が従来型のウイルスをブロックする期間を調べたところ、1年後も抗体が残っていた人は、軽症・無症状の人で96%、中等症と重症の人で100%という高い数字が出た。変異型についても調べ、イギリス型に対して中和抗体が1年間続く人は軽症・無症状で79%、重症で95%。インド型では軽症・無症状で69%、重症で95%だった。
ということは、河野はファイザーとモデルナのワクチンも同様の有効期間を示すと考えたのではないか。ハーバード大学院卒で近著に「元WHO専門委員の感染症予防BOOK」(三笠書房)がある医学博士の左門新氏はこういう。
「両社のワクチンはmRNAを使ったものです。発症予防効果が高いことは間違いありません。ただ、これらのワクチン接種を完了した人の中和抗体が1年持つというエビデンスは取れていない。横浜市立大が調べた中和抗体と予防接種でできる抗体は違うので、現時点では同じ効果があるとは断定できないのです。河野大臣がつい口をすべらせ、加藤官房長官が否定ではなく、『まだ分からない』と修正したということでしょう」
左門氏によると、従来のワクチンは効果の持続期間にばらつきがある。インフルエンザは半年、A型肝炎とB型肝炎は5年、破傷風、ジフテリアは10年、水痘は20年と大きな差があるそうだ。現下のmRNAワクチンはどうなるのか。
「ファイザー製ワクチンは半年間、効果が持続することが分かっています。あくまでも個人的見解ですが、半年効いたものが一気に効果が激減することはありえない。むろん、効果はなだらかに落ちるでしょうが、短くても1年から1年半は持つのではないでしょうか」(左門新氏)
しばらくは1年に1回、接種を受けることになる可能性もある。
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