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菅首相“恐怖人事”で延命足場固め「官邸のアイヒマン」粛清
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/290856
2021/06/22 日刊ゲンダイ
「官邸のアイヒマン」の異名をとる国家安全保障局の北村滋氏(C)共同通信社
まるで粛清人事――。菅首相がなりふり構わぬ延命策だ。
まず、「官邸のアイヒマン」の異名を取る国家安全保障局(NSS)の北村滋局長(64)を近く交代させ、後任に外務省の秋葉剛男事務次官(62)を充てるという。今週中にも秋葉氏の外務省退任を閣議決定する。
「秋葉次官は菅総理の信頼が厚い腹心です。NSSは政府の外交・防衛政策の司令塔で、局長の北村氏は長く内閣情報官を務めたインテリジェンスのプロ。国内や政界のさまざまな情報も入手して、自民1強を支えてきた功労者です。ただ“チーム安倍”の一員だから、官邸内の情報や外交機密を安倍さんに漏らしているんじゃないかと菅総理は疑心暗鬼でした」(官邸関係者)
この人事は、秋の自民党総裁選に向けて動きを活発化させる安倍前首相と菅首相の関係にも影響を与えそうだ。官邸を追い出される北村氏は、個人でコンサルティング会社を設立する方針だという。
総裁選では菅首相の選対本部長を務めた小此木八郎国家公安委員長(C)日刊ゲンダイ
絶対に負けられない横浜市長選
また、8月の横浜市長選に小此木八郎国家公安委員長(55)が出馬の意向と報じられ、「そこまでやるか」と驚きの声が広がっている。現職大臣が議員辞職して市長選に立候補とは異例中の異例。しかも、菅首相との親密関係は政界で知らない者はいない。
かつて菅首相が秘書として仕えた小此木彦三郎氏の三男で、菅首相を「兄貴のような存在」と慕ってきた小此木氏が、「カジノ誘致反対」を掲げて市長選に出馬とは信じがたい。横浜を地盤とする菅首相の肝いりで巨大利権のカジノに小此木氏が反対すれば、野党は最大の争点を失ってしまう。
「小此木氏が大臣になれたのは菅首相のおかげ。首相の了解なく市長選に出るなんて、誰が考えてもあり得ません。むしろ『おまえが出ろ』と指示されたのならツジツマが合う。身内しか信用しない菅首相にとって、小此木氏は数少ない心を許せる相手。絶対に負けられない市長選に勝てる候補として白羽の矢を立てたのでしょう。カジノ反対に関しては、当選してしまえばウヤムヤという過去の例もあります」(政治評論家・有馬晴海氏)
総裁再選に地元市長選も制す延命策。功労者を切り捨て、閣僚の身分も剥奪して意のままに使う。自分勝手な恐怖政治はいつまで続くのか。
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