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今さら「主催者じゃない」総理を辞めたほうがいいのでは? 室井佑月の「嗚呼、仰ってますが。」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/290374
2021/06/11 日刊ゲンダイ
菅義偉総理大臣(C)日刊ゲンダイ
『私自身は主催者じゃない』(菅義偉・総理大臣)
これは菅首相が7日の参院決算委員会で、立憲民主党の水岡俊一氏に「首相は東京大会を開催する、中止する、延期する、の3つの選択肢を持っているのか?」と聞かれ、答えたものだ。この発言は、後にこうつづく。
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「東京都、組織委員会、IOCなどによって最終協議されるわけですが、私自身はわが国の国民の安心、安全を守る、そうした使命があると考えている」
丁寧に菅さんのこの発言を読んでいこう。
菅さんは、東京五輪を開催するか開催しないか決める権限は自分にはないといっている。それを決めるのは、東京都と組織委員会とIOCだと。ただ、日本の首相であるからして、国民の安心や安全を守らなきゃならない立場だと。
ほんとうに菅さんが開催の判断に口を挟めないのだとしても、やはり大きな疑問が残ってしまう。
現状で東京五輪を決行すれば、新型コロナウイルス拡大の可能性は否めない。医療の逼迫も予想される。
ただそれは絶対ではない。逆をいえば、奇跡のように何事も起こらず絶対に無事五輪を開催できるともいえっこない。
一部の人間が、2週間のたかだかスポーツのお祭りのために、あたしたちの健康や命を担保に賭けをするなんてあってはならないことだ。そして、その危険な大勝負は、やってもやらなくても(海外のお客を入れられなくなったし)、あたしたちに莫大な損(開催費)を押し付けることになる。
菅さんのいってることは、納得できない。一国の首相が東京五輪について決断を下せないというのは眉唾だし、そうであっても国民の安全を守るのが使命であったら、東京都やIOCに開催中止をすでに迫っているはずである。
つまり菅首相は、国民にとって不条理な賭けに突っ込むその言い訳をしているに過ぎない。責任逃れってやつだ。総理辞めたほうがいいんじゃね?
室井佑月 作家
1970年、青森県生まれ。銀座ホステス、モデル、レースクイーンなどを経て97年に作家デビュー。TBS系「ひるおび!」木曜レギュラーほか各局の情報番組に出演中。著書に「ママの神様」(講談社)、「ラブ ファイアー」(集英社文庫)など。
【LIVE】菅総理出席 参議院決算委員会(2021年6月7日)
※水岡俊一議員質疑 冒頭からご覧ください
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