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吉村知事“最後のカード” 飲食店に過料30万円ほぼ効果ナシ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/289921
2021/06/01 日刊ゲンダイ
鼻息は荒いが…(大阪の吉村洋文府知事)/(C)日刊ゲンダイ
果たしてどれだけ「効果」があるのか。ついに大阪府が、要請に従わない飲食店を処罰すると決定した。
吉村洋文知事は31日、休業や営業時短要請に応じない飲食店について、「どうしても協力いただけない事業者へは適切に法を執行する」と述べ、16店舗に時短命令を出すという。
通知後、3日間様子を見て命令に従わなければ、行政罰として30万円以下の過料を科す手続きに入る。その後、書類を揃え、地方裁判所に通知することになるが、いつ実際に過料が科されるかは不明だという。
法律上、店名を公表できるが、かえって客が集まったパチンコ店の例があることから、公表は行わないという。しかし、店名を明らかにしなければ、府民に店の利用を控えるよう呼びかけることもできない。これでは、当初の目的を果たせないのではないか。
府の危機管理室国民保護グループの担当者がこう言う。
「店舗名は公表しませんが、手続きをしている中で応じてくれることになった店もありますし、命令の効果を狙うしかありません」
客側は「酒が飲める店」探し
吉村知事にとって「過料30万円」は、時短営業に応じない飲食店を従わせる「最後のカード」だが、ほとんど効果を発揮しそうにないという。中には「30万円を払えばいいんやろ」と居直っている店もあるという。
実際、客側には何のペナルティーもないため、「酒が飲める店」を探す客が後を絶たないのが、実態だ。
大阪市の飲食店店主がこう言う。
「ウチは信用問題につながるのでアルコールは出さず、時短要請に従っていますが、『何時までやってる?』とか『酒は提供してる?』という電話がしょっちゅうかかってきます。皆、酒が飲める店を探してはるんです。だから過料が30万円だけなら、営業した方がマシという店も出てくるでしょう。近所の居酒屋は一度も要請に従わず、営業を続けて、いつも深夜までお客さんであふれかえり、店の前にはビールの空き瓶が山積みになっている。昨年、すぐ近くに新店舗を出したぐらいですから、相当儲かってるんちゃいますか」
これでは約4億円かけて10万軒の飲食店を訪問している「見回り隊」もムダというしかない。
ネット上では、早くもこの話題がトレンド入り。
〈時短協力金や休業協力金の支給が遅れているのに「休業時短拒否する店には罰則を科してやる」って酷過ぎるだろ吉村知事〉〈法執行するべき相手は飲食店ではないだろが! 自分らは医療体制に何も手を打たずこのザマで、まるでこの責任は飲食店にあるようなやり方〉
吉村氏批判があふれている。「30万円覚悟」で営業再開する飲食店が続出するかもしれない。
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