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※2021年5月22日 日刊スポーツ1面トップ 紙面クリック拡大
緊急事態宣言下でも五輪開催「イエスだ」 IOC実務トップのコーツ委員長
https://www.nikkansports.com/olympic/tokyo2020/news/202105210001133.html
2021年5月21日20時41分 日刊スポーツ
IOCのコーツ調整委員長(20年11月18日撮影)
東京オリンピック(五輪)・パラリンピックの準備状況を確認する国際オリンピック委員会(IOC)調整委員会が21日、3日間の日程を終え、IOCのジョン・コーツ調整委員長とクリストフ・デュビ五輪統括部長、組織委の橋本聖子会長と武藤敏郎事務総長が会見した。
大会期間中、緊急事態宣言が発令された場合、開催するか質問されたコーツ委員長は「イエスだ」と断言した。現在の宣言下でもテスト大会が実現していることなどを理由に挙げた。
また、日本の世論が厳しい中で開催する理由について問われると「非常に希有な大会だ。延期も疫病も過去なかった。その中で、なぜやるのか? 理由は『アスリートのために開催する』。彼らが夢を果たすことができるように。ほとんどの選手にとって一生に1度しかチャンスがない。既に延期で夢を奪われた人もいる。最近(母国)オーストラリアのボート予選、水泳予選を視察した。そこでのアスリートの希望は、今までにないくらい高まっていた。世界トップの選手と競いたい。ならば、競うことができるようにしたい。それを熱望している。1番、大事なことは日本国民を守ること、次がアスリートにチャンスを与えることだ」と力を込めた。
調整委は大会前、最後の開催。コーツ委員長は冒頭あいさつでは「作業の最終段階。特に健康、安全に関して話し合いをした。すべての人にとって、日本国民の皆さまにとって安全な大会としたい。医療従事者に関して朗報もあった。IOCが積極的に関わって、医療従事者を海外から派遣する。ワクチンに関しても、選手村に入る人の75%、最終的には8割を超える人が接種できるだろう」と、IOCトーマス・バッハ会長が19日に発言したことと同じ内容を繰り返し、強調した。【木下淳】
【記者の目】波紋呼びそうなコーツ氏発言なぜ? 緊急事態宣言への解釈に差
https://www.nikkansports.com/sports/news/202105210001305.html
2021年5月21日22時25分 日刊スポーツ
合同記者会見で発言するIOCのジョン・コーツ副会長(後方モニター上)。右下は橋本会長、左下は武藤事務総長(代表撮影)
<記者の目>
国際オリンピック委員会(IOC)副会長で、東京オリンピック(五輪)・パラリンピック開催準備の実務トップ、ジョン・コーツ調整委員長(71)が21日、今夏の大会期間中に緊急事態宣言が発令された場合でも開催すると断言した。
東京大会の準備状況を確認するIOC調整委員会の最終日に会見し、宣言下でも実施するか問われると「イエス」。万全の新型コロナウイルス対策を講じた上での開催への強い決意を示したものだが、実施を疑問視する世論に逆行した発言は波紋を呼びそうだ。
◇ ◇ ◇
緊急事態宣言下でも五輪は開ける−。コーツ副会長の発言は「宣言と五輪は関係ない」と言った4月のバッハ発言に続き、国内世論を相手に大失点となりそうだ。彼らの日本国民とかけ離れた感覚はなぜ生まれるのか。普段IOCとの会議に出席する組織委幹部はその理由について分かりやすく解説する。
「緊急事態宣言という響きは、欧米からするとロックダウンに聞こえる。でも欧米に比べ、日本は感染を抑え込んでいる。それなのに『何で東京がロックダウンをやるんだ?』とよく言われる」
そんな疑問を受け組織委は同宣言について一部罰則はあるものの、欧米のロックダウンほどの強制力はないと説明する。するとIOC側に安心感が生まれ、欧米から見れば東京の感染者が比較的少ないことから「何でこれで五輪が開催できないんだ」と疑問を投げかけてくるという。だから今回、コーツ氏は気軽に冒頭の発言をしたとみられる。
この日、開催に向け国民に対して必死に具体的な説明を心がけた橋本会長。会見後、コーツ発言が波紋を広げていると伝え聞くと「宣言下でもテストイベントをやったという理由から、そうおっしゃっていたんだけど。その部分だけ切り取られちゃうよね…」と残念そうに言った。【三須一紀】
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