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絞られた安倍1・5億円重大事件<本澤二郎の「日本の風景」(4089)
http://jlj0011.livedoor.blog/archives/29155877.html
2021年05月19日 jlj0011のblog
<河井夫妻1・5億円=政党助成金=総裁・選対委員長で処理>
自民党の二階幹事長会見が、昨夜のYoutubeに登場した。助っ人役の林幹雄幹事長代理が、新たに安倍1・5億円の実行部隊が、当時選対委員長の甘利明という、大臣室で現金を受け取りながら処罰を逃れた悪党であることも暴露していた。
血税である政党助成金を、選挙の買収に使用した悪質極まりない安倍犯罪が、大きく安倍の心臓部に突き刺さった格好である。このところ活躍のなかった政治部の藪蛇会見か、これは評価できる。
安倍と菅と二階の太いパイプが、壊れてきていることも幸いした。三つ巴の心理戦の行方と、目の前の犯罪を見逃そうとする林真琴検察にとっても、正念場である。森友事件の赤木ファイル公開も来月に迫ってきた。加計孝太郎関連裁判も継続している。6、7月の総選挙がなければ、安倍の政治生命は完全に断たれる可能性も出てきた。
<安倍の宏池会潰し=総裁の意向を受けた選対委員長・甘利が実行か>
宏池会の牙城である広島の参院選に、現職の護憲リベラル・溝手顕正を叩き落とすことで、自民党改憲派の清和会と対抗してきたリベラル派閥・宏池会を壊滅させようとした安倍の恐ろしい戦略を、安倍は懐刀を起用したものか。
火の中水の中さえもいとわない甘利、彼の父親は、確か河野洋平の新自由クラブに所属した。農協出身のおじさん風情だった。倅は朱に交わることで、神の国信者の化身となってしまったものか。善人であるはずの人間も、変われば変わるものである。真相を知りたい。
当人は「1ミクロンも関係ない」と開き直ったところから、余計に甘利疑惑を増大させている。捜査当局の取り調べ?でどうするか。「全て私の一存で」といって責任をかぶってしまうものか、今後の展開を見ないと何とも言えない。
ともあれ、1・5億円事件の新展開に与野党とも緊張・注視している。
<二階のボディーガード・林幹事長代理が会見で真相を暴露!>
二階の護衛役の林の父親は、確か大幹といった。岸信介を岸君と呼んでいた千葉三郎の配下だった。人当たりのよさそうな人物だったが、ある時、千葉事務所の女性秘書が「あの人は金に汚い」といって避けるよう忠告してきたものだから、以来、接触を避けてきた。幹雄は彼の倅だった。
安倍の甘利に対して、二階の林という、伍してひるむことなしの両者といえるかもしれない。
とは申せ政党助成金は、自民党本部の幹事長が責任者だ。たとえ総裁が手を突っ込んでも、経理局に記録が残る。おそらく安倍から一言連絡が入ったはずだが、当時は安倍内閣だ。忠誠を尽くす幹事長だった。文句ひとつ言わず、安倍の指示にしたがって、甘利に全てを任せたのだろうか。
参院候補1人1500万円を配布した責任者も、こと1・5億円について注文を付けるわけにいかなかった。会見で、珍しく幹事長番記者から追及されて、ボディーガード役として真相の一部を吐いたものだろう。
幹事長会見のすべてが映像で見られる時代の進展には、老体ジャーナリストで元平河記者クラブ在任最長記録保持者も驚くばかりである。記者墾や夜回りを徹底すれば、1・5億円の真相はさらに出てくる。現役の幹事長番記者らにエールを送ろうと思う。
<注目される安倍ー太田昭宏=菅ー佐藤浩=原田・谷川の創価学会>
新たな1・5億円の注目ルートは、安倍の公明党創価学会対策であるが、いち早く取り込んで、戦争三法も協力させた池田大作の裏切り人・太田昭宏から山口那津男への根回し工作、そして菅から創価学会副会長の佐藤浩経由による原田・谷川工作である。
創価学会票をすべて溝手から剥がして、河井案里に集中させたことで、現職を敗退させたことから、河井の勝因は創価学会の支援である。
1・5億円資金から、相当の謝礼が出ているはずと見られている。太田と佐藤が全て承知している。
<岸田文雄の鬼滅の刃(安倍退治)と自民党元宿事務総長の検察牽制?>
宏池会会長で自民党広島県連会長の岸田文雄の反転攻勢が、俄然注目を集めている。残念なことに、彼が1・5億円事件の解明に動き出したという情報に気付かなかった。ネット情報に惑わされてしまったのかもしれない。
岸田が幹事長の二階にねじ込んだという。遅ればせながら評価したい。岸田の鬼退治は、安倍退治を意味する。これまでは安倍の御用記者からの報道で「安倍の後継者は岸田」という虚報に騙されてきた国民は多いかもしれないが、これが正に安倍の宏池会壊滅作戦そのものだった。
岸田の反転攻勢は、宏池会と広島県連を代表したもので、その影響力は絶大である。よくぞ決意してくれたものだ。泉下の池田勇人と宮澤喜一が狂喜しているではないか。
ことと次第では、新党を立ち上げる、あるいは野党と連合を組むことも、想定内であろう。
全く気付かなかったが、自民党の金庫番で有名な事務総長の元宿君が、官邸に飛び込んだという。事実なら、このことも大いに注目すべき動きだろう。1・5億円事件と無関係ではない?
今朝ほどの事情通の解説は「検察が動いている。検察に対する牽制球だ」と解説したものだ。頷けるだろう。「安倍の1・5億円指令は元宿に伝えられたはず。事情を知る人物は経理局長と財務委員長だ。当然、個別案件として二階にも報告されたはず」とも指摘した。
自民党本部のカネの流れを知悉した人物の分析でもある。
<ボールは安倍と甘利に投げられた!林真琴検察の追及いかん!>
二階は、安倍の懐刀の甘利にボールを投げた。むろん、本人は否定したのだが、どうやら検察が動いている?
安倍は早期の解散によって禊は澄んだとばかり、捜査から逃げ延びることに必死だ。復権などあろうはずもない。犯罪者を派閥の長にする動きなどありえないだろう。
林真琴検察の正念場だ。政権は国民から見放されている。森・小泉・安倍の清和会政治で、日本はひどく沈没してしまった。G7最低のGDPの落ち込みである。規制緩和による新自由主義の敗北は、明らかとなっている。日本沈没は、仮定の話ではなくなってしまった。
他方、岸田決起は、物凄い破壊力を秘めている。この場面でもひるむような検察では、安倍と同罪、万死に値しよう!
2021年5月19日記(東芝不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)
(朝日)2019年の参院選広島選挙区で自民党公認で当選した河井案里氏=公職選挙法違反の罪で有罪判決が確定・当選無効、自民党を離党=側に党本部が提供した1億5千万円の支出について、当時、党の選挙対策委員長を務めていた甘利明・元経済再生相は18日、「1ミクロンも関わっていません」と関与を全面的に否定した。支出をめぐって、甘利氏と、ほかの党幹部で食い違いが生じる事態になっている。
(朝日)2019年の参院選広島選挙区で自民党公認で当選した河井案里氏=公職選挙法違反の罪で有罪判決が確定・当選無効、自民党を離党=側に党本部が提供した1億5千万円の支出について、二階俊博幹事長は18日の記者会見で「個別の選挙区の選挙戦略や支援方針については、それぞれ担当において行っている」と改めて自身の関与を否定した。
関連質問が相次ぐと、二階氏側近の林幹雄幹事長代理が「幹事長が発言しているんだから、根掘り葉掘り、党の内部のことまで踏み込まないでもらいたい」と報道陣を牽制(けんせい)する場面もあった。
二階氏はこの日の会見で「党本部としての党全般の責任は私にあることは、当然のことだ」としつつ、1億5千万円の支出についての関与は改めて否定。改めて真意を聞かれると「真意はそれ(以上)でもそれ以下でもないよ。その言葉の通り」と語った。
二階氏は17日の会見で、1億5千万円について「支出された当時は私は関係していない」と発言。同席した林氏が「当時の選挙対策委員長が広島に関しては担当していた」と説明していた。当時の選対委員長は、甘利明・元経済再生相だった。
本澤先生
今晩は、二階の言動が広島県連の怒り?を買っています❗ 八千代、青柳
http://topics.smt.docomo.ne.jp/article/asahi/politics/ASP5L5H61P5LPITB002?utm_source=dmg&utm_medium=1
(朝日)2019年7月の参院選広島選挙区で、100人に計約2900万円を配ったとして公職選挙法違反(加重買収など)の罪に問われた元法相で元衆院議員の河井克行被告(58)の公判が18日、東京地裁で結審した。大半の買収を認めた克行被告は最終陳述で「一刻も早く有権者に謝罪したい」と述べ、弁護側は執行猶予付き判決を求めた。検察側は懲役4年を求刑しており、判決は6月18日に言い渡される。
買収行為「深い悔悟」 判決は6月18日
この日の法廷で克行被告は、「私が行ったことはいかなる理由があろうとも許されない。深い悔悟(かいご)を抱いている。地元の皆さまに直接おわびして、私に直接怒りの言葉を投げつけていただきたいと考えている」と声を震わせ、裁判官だけでなく傍聴者にも一礼した。
G7議長国・英の英断!?<本澤二郎の「日本の風景」(4088) : jlj0011のblog (livedoor.blog)
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