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スギ薬局会長にワクチン優先予約 市が“特別扱い”した理由
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/289027
2021/05/12 日刊ゲンダイ
杉浦会長は接種を希望していなかった(C)日刊ゲンダイ
上級国民の特別扱いに庶民はカンカンだ。
薬局大手「スギ薬局」の創業者で「スギホールディングス」(愛知県)の杉浦広一会長(70)と妻の昭子相談役(67)が、新型コロナウイルスのワクチン接種の予約枠を優先的に確保していたことが発覚し、批判が噴出している。
4月、スギ薬局側は愛知県西尾市の健康課に「2人のワクチンを早く打てないか」「高齢者の施設入所者枠で接種できないか」「会長夫婦は薬剤師なので、医療従事者の優先接種ができないか」と、10回にわたって優先予約を要求。
同課はそのたびに断ったが、あまりにも要求がしつこいため、簗瀬貴央健康福祉部長と近藤芳英副市長が相談し、今月10日の接種枠を押さえた。簗瀬部長は会長秘書から「会長が接種を楽しみにしている」と伝えられたという。
特別扱いで接種枠をゲットした2人は接種会場に向かったが、途中、外部からの指摘でズルがバレたため、結局、予約は取り消された。
秘書がおもんばかってやったこと |
どうやら上級国民の杉浦夫妻は、自分たちが「圧力」をかければ、ワクチン接種を受けられると思っていたようだ。しかし、裏工作が発覚し、同社には11日朝から抗議電話が殺到した。どうしてこんなバカなことをしたのか。
同社広報室の担当者がこう説明する。
「肺がんを患っている奥さまをおもんばかった秘書が、市に問い合わせをさせていただきました。会長本人は2度、アナフィラキシーショックを経験しているため、接種するつもりはありませんでした」
それなら会長は、ワクチン接種の予約をする必要はなかったのではないか。
同社は1976年、西尾市にスギ薬局1号店を開業。跡地に生活習慣病予防のための運動施設が建てられ、市に無償で貸与されている。
「2人は高額納税者であり、貢献度が高く、市の有力者です。簡単に断れず、無理をしたのではないか。来月20日には市長選も行われます。広告を出稿する大スポンサーですから、地元メディアも立場が弱い」(地元関係者)
杉浦会長は一代で従業員数6763人、店舗数1408店、連結売上高6025億円(2021年2月期)の企業を築き上げた立志伝中の人物だ。
「岐阜薬科大の後輩だった昭子夫人と大学時代に出会い、夫人の卒業と同時に田んぼの真ん中にある16坪の薬局で商売を始めた。5年間は年中無休で朝7時から深夜11時まで働いたそうです。<かかりつけ薬局>を標榜し、住民の悩みや不安に耳を傾け、口コミで客を増やしていった」(業界関係者)
フォーブスジャパン2021年版の「日本の富豪50人」によると、杉浦会長の資産は1550億円で41位。
ワクチン特別扱いは山ほどいるのでは?
しかし、今回、杉浦夫妻の「特別扱い」は表沙汰になったが、同じように優遇されている上級国民は山ほどいるのではないか。実際、官僚や国会議員は、コロナに感染すると、すぐに入院させてもらえる。なぜこの国では上級国民は特別扱いなのか。なかなか予約の取れない高齢者が怒るのは当然だ。
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