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※2021年4月26日 日刊ゲンダイ1面 紙面クリック拡大
※紙面抜粋
※2021年4月26日 日刊ゲンダイ2面 紙面クリック拡大
鉄槌を食らった菅自民党 麻生政権の二の舞の末路 <下>
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/288442
2021/04/26 日刊ゲンダイ ※後段文字起こし
腹に一物ある2人(自民党の下村博文政調会長と二階俊博幹事長=右)/(C)日刊ゲンダイ
下村政調会長が予測した「連敗なら政局」で何が起きるか |
菅の自民党総裁任期は9月末までだが、それすら全うできるかどうか。“ポスト菅”を狙う下村政調会長は、おとそ気分が残る今年1月、2補選についてBS番組で「2つで負けることが今後の菅政権にとって大ダメージになる」「自民党が両方負けるとなったら政局になる」と言っていた。当時は下村が政局を仕掛けたがっているとシラケたムードだったが、情勢は一変だ。
政治ジャーナリストの角谷浩一氏は言う。
「スガ降ろしの号砲が鳴ったと言っていい。政局になる。内閣支持率は下げ止まり、3選挙とも投票率は低下し、組織票を持つ自民に有利な条件でした。それなのにセオリー通りにコトは運ばず、3連敗を喫したのはコロナ禍の影響が大。少なくとも年内はこの傾向が続くとみれば、選挙戦略の抜本的な見直しに動かないわけがない」
菅政権の“生みの親”でもある二階幹事長もスガ降ろしの動きをにらみ、「保険をかけ始めた」(与党関係者)ともっぱらだ。今月15日のCS番組収録で、世論の大半が開催に反対する東京五輪について、「無理だということなら、こりゃもう、スパッとやめなきゃいけない」「当然ですよね。オリンピックで、たくさんの感染病を蔓延させたって言ったら、何のためのオリンピックかわからないですよ」とチクリとやった。
「菅首相が局面打開を狙い、内閣改造に踏み切るという観測もある。新型コロナ対応でミソをつけた田村厚労相、天領の総務省をガタガタにした武田総務相を代えるのではないかとみられていますが、武田総務相は二階派の“プリンス”。切ろうものなら二階幹事長が動くでしょう」(角谷浩一氏=前出)
菅の首筋はいよいよ寒くなってきた。
解散権を失った疫病神首相は麻生政権と同じ末路 |
それにしても野党3連勝の意義は大きい。紆余曲折があったとはいえ、結束すれば勝てると証明したことで、総選挙に向けた共闘体制に弾みがつくのは間違いない。
逆に、首相就任後初の国政選挙で3タテを食らった菅は、求心力を完全に失った。
「選挙に勝てない」とのレッテルを貼られ、もはや解散権を奪われたも同然。無謀にも7月4日の都議選とのダブル選に打って出ようとすれば即、「菅降ろし」が始まるだけだ。
この先、菅は10月の衆院任期満了までジリジリと反転攻勢の機会を失い、09年の「追い込まれ解散」で政権交代を許した麻生政権と同じ末路をたどるのは目に見えている。
「次期総選挙の前哨戦で完膚なきまでに叩きのめされ、いよいよ菅首相のレームダック化が始まりました。それでも自民党がこの政権を維持するのなら、東京五輪の開催やワクチン接種の計画倒れも危ぶまれる中、全責任を菅首相にかぶせたいだけでしょう。そんな汚れ仕事だけ残された首相が生き永らえる政治の機能不全は、このコロナ禍では国民の死活問題。健全な民意の発露を重く受け止め、菅首相は潔く身を引くべきです」(法大名誉教授・五十嵐仁氏=政治学)
就任以来GoTo固執に始まり、裏目続きの菅の暗い表情は疫病神の姿と重なる。心中なんて国民は真っ平ゴメン。とっとと辞めて欲しい。
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