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河井元法相が突然の変心…議員辞職は自公選挙への“忖度”
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/286929
2021/03/24 日刊ゲンダイ
突然の”変心”、辞職するというが…(河井克行元法相)/(C)共同通信社
2019年7月の参院選広島選挙区の買収事件で公選法違反に問われた河井克行元法相が、23日の被告人質問で議員辞職の意向を表明。従来の無罪主張を一転させ、起訴内容の大半を認めた。永田町では「なぜ、このタイミングで?」と疑問の声が飛んでいる。
これまで否認してきた〈地元関係者100人に計2900万円を配った〉とする起訴内容を、「(妻の)案里の当選を得たい気持ちが全くなかったとはいえない」と認めた克行氏。その心境に至った経緯について法廷で語ったのは、旧知の神父の言葉だ。
「独房で自問自答してきた」という克行氏は今月3日の保釈時、20年以上付き合いのあるローマカトリックの神父から、「最終的には神の前で誠実であることが第一。自分の内面に誠実に向き合って」と連絡があったと明かした。随分仰々しい理由だが、本当にそれだけが原因なのか。
「辞職で空席になる衆院広島3区の補選が、案里氏辞職に伴う4月25日の参院広島再選挙と同日になることを避けたのでは」と言うのは、広島県政関係者だ。
「克行氏が今月15日以前に辞めると、公選法の規定で3区補選は参院再選挙と同日になる。16日以降だと、今年に限り任期の特例によって、通常の衆院選に“統合”される。菅首相の総裁任期直前の秋解散が囁かれるだけに、当面3区の選挙は行われないはず」
参院再選挙との同日選回避か
同日選回避は、自公の協力体制にも肝要のようだ。
「3区は、独自候補を立てたかった自民党県連を押し切る形で、公明党の斉藤鉄夫副代表の擁立が決まった。怒り心頭の自民党県連と公明党の間には、まだしこりが残る。遺恨を抱えたまま同日選に踏み切ると、自民党の勝利が確実な参院再選挙への悪影響は必至。克行氏はゴタゴタを回避したのでしょう」(同)
3区の選挙が先延ばしになれば、「ただでさえコロナ禍で表立った活動がしづらい状況」(永田町関係者)の公明党は、準備期間を確保することもできる。
法廷で「おわび申し上げる」と謝罪してみせた克行氏。謙虚な姿勢を見せておけば、少しは「みそぎは済んだ」印象を広島の有権者に与え、参院再選挙に有利に働くとの打算もあるのだろう。
自公の選挙事情を“忖度”すれば、「再起の目もある」とでも考えているのか。買収の原資は党本部からの1億000万円だった疑惑がくすぶる中、まだまだ克行氏には説明すべきことがある。
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