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※週刊朝日 2021年3月19日号 紙面クリック拡大
「菅首相の命綱は五輪開催だけ。もう何でもあり」コロナワクチンのタブー
https://dot.asahi.com/wa/2021031000024.html
2021.3.12 08:02 亀井洋志 週刊朝日 2021年3月19日号
ワクチン確保をめぐり菅義偉首相 (c)朝日新聞社
国内の臨床試験での有害事象(2回目) (週刊朝日2021年3月19日号より)
国内でもコロナワクチンの接種が始まった。ワクチンにはメリットもあればリスクもある。打つかどうかを決める上でも、できるだけ多くの情報を参考にしたいところだ。ただ、肝心のワクチンは政府の計画どおりに供給されていない。どうやら政権内の足並みに乱れが起きているようだ。
* * *
ある官邸関係者があきれながらこう言う。
「菅(義偉)政権にとっては五輪開催だけが浮揚の望み。接種が1回でも問題ないとか、もう何でもありです。それで誰も責任を取ろうとしない」
欧米に比べてワクチン接種の開始が2カ月も遅れたうえ、供給体制も当初の計画どおりに進めることは困難な状況になっている。米ファイザーとの基本合意では6月末までに6千万人分(1億2千万回分)供給されるはずだったが、正式契約では7200万人分を「年内」に変更された。
今後の接種日程について、河野太郎ワクチン担当相はフジテレビの報道番組に出演した際、「5月に入るとワクチン供給は増加し、供給自体がボトルネックにはならない」と見通しを語った。
「ワクチン契約のいい加減さを厚生労働省の責任にして、自分はその失敗を何とか挽回するために奮闘しているかのように振る舞っています。いまは内輪揉めをしている場合ではないのですが」(官邸関係者)
今後、英アストラゼネカ製と米モデルナ製ワクチンが承認される予定だが、果たしてコロナワクチンに全幅の信頼を置けるのだろうか。まずはリスクに関する情報を押さえておきたい。
米大リーグで活躍したハンク・アーロン氏(享年86)の急死も、ワクチン接種への懸念を広げることになった。アーロン氏は1月5日にコロナワクチンを打ち、22日、睡眠中に死亡した。現地の監察医はワクチン接種とは関係なく、「自然死」との見解を示している。
だが、薬害問題に詳しいNPO法人「医薬ビジランスセンター(薬のチェック)」理事長の浜六郎医師はこう見る。
「ワクチン接種と突然死は深い関係にあります。睡眠中に低酸素状態になると、脳の呼吸中枢が感知して『もっと強く呼吸を』と指令します。ところが、ウイルス感染や細菌感染によって体内に炎症反応が起きると、プロスタグランジンという物質がつくられ、それが脳の呼吸中枢をまひさせることがある。疑似的な感染であるワクチンでも同じことが起こり得ます」
低酸素状態が進んで呼吸が止まった可能性も否定できないという。
ノルウェーでは1月26日時点で、接種後に高齢者33人の死亡例があった。多くは重篤な疾患があったとされている。同国政府は「ワクチン接種と死因との関連性は確認されなかった」としたが、楽観は禁物だ。
現在、日本で先行接種されているのが、ファイザー製のワクチンだ。この後、モデルナ、アストラゼネカのワクチンも使われる予定だ。ファイザーやモデルナが開発したワクチンは、m(メッセンジャー)RNAと呼ばれる。
浜医師は、臨床試験の結果から、ワクチンを接種したグループに発熱や痛みなど重い有害事象がどれくらい起きているか、非接種のグループと比較した。ファイザーは1.7倍、モデルナは2.5倍あった。特に気になるのは、有害事象の国際分類でグレード4の「命が脅かされる重症例」とされるケースだ。モデルナで40度以上の発熱が13人、激しい嘔吐(おうと)が1人に生じた。治験ではおおよそ1千人に1人の割合になる。
アストラゼネカのウイルスベクターワクチンについては、治験で解熱剤を1日4グラム内服することになっていたが、それでも40%の人に頭痛が起きた。また、被験者に脊髄(せきずい)が炎症する「横断性脊髄炎」が2件起きて、治験を中断したことがあった。
最終的に原因は多発性硬化症と診断され、ワクチンとの関連性はないとして治験は再開された。だが、浜医師はこう言う。
「多発性硬化症の病変は出たり治まったりするのが特徴です。それまで静まっていた症状がワクチンを打ったことによって再発したと捉えるべきです。この病気の自然発症の罹患(りかん)率は年間10万人当たり2〜12人です。アストラゼネカのワクチン接種群の約6千人は追跡期間が短いため、年間人数に換算すると1280人。そのうち2人に起きたから、自然発症の10〜80倍と高頻度です」
今年2月3日までの累計感染者・死亡者数の年齢別データをもとに、年間にこれまでの2倍死亡すると仮定して、有効率95%のワクチンで、1人の死亡者を減らすのに何人に接種が必要かを年代ごとに計算した。
ワクチンの効果が高めに出る設定をしているのだが、80歳以上で1700人、70代は6400人、60代は2万人、50代は6万人、40代は20万人、30代は60万人、30歳未満は600万人に必要という結果となった。
浜医師はこう指摘する。
「米国やブラジル、英国のような状況であればワクチンは有効だと思います。けれども、感染者も死亡者も桁違いに少ない日本の場合、すぐにワクチンを打つ必要があるのか。よく考えるべきです」
遺伝子治療研究の懸念から、コロナワクチンに疑問を呈するのは、新潟大学名誉教授の岡田正彦医師だ。
mRNAは、ウイルスの遺伝情報から抗体のたんぱく質をつくるのに重要な役割を果たす。
岡田医師によると、mRNAはどこかの細胞に取り込まれると、コロナウイルスの遺伝情報に従って突起状のスパイクたんぱくがつくられる。これは人間の体にとって異物なため、免疫反応が起きて抗体ができ、予防効果を発揮する。
しかし、mRNAは非常に壊れやすい物質で、人間の体内に入ると最短で3分、最大で10時間ほどで分解してしまい、抗体をつくる暇などなくなるという。岡田医師が説明する。
「このため、すぐに壊れないようにmRNAを改造したのです。どのような仕掛けをしたのかは、開示されていないのでわかりません。さらにmRNAを脂肪膜などでくるみ、血液中を安定して運ばれるようにしています」
岡田医師が心配するのは、改造されたmRNAがいつまでも分解されずに細胞内に残り続ける可能性があることだ。
「抗原であるスパイクたんぱくが延々とつくられることになるので、体内で炎症やアレルギー反応がずっと続くような状態になりかねない。それが人間の体にどのような影響を与えるのか、まったく未知の領域なのです」
アストラゼネカのウイルスベクターワクチンは、コロナの遺伝情報を無毒なウイルスに忍び込ませて、ベクター(運び屋)にする仕組みだ。こちらはDNAなので、人間の遺伝子にそのまま組み込まれ、スパイクたんぱくをつくる情報が挿入される。このため、永久に残る恐れがあり、mRNAより不安は大きいという。
「米サイエンス誌の論文に、イヌの肝臓を使ってDNAを挿入する実験が掲載されました。見事にDNAの挿入に成功しましたが、すぐそばに発がんを促進する遺伝子があったのです。一歩間違えれば、発がんしていたかもしれない。人間の体内でも同じことが起き得るのです」(岡田医師)
長期的な「害」については、誰にもわからないのである。(本誌・亀井洋志)
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