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加速する飲食イジメ 今度は“昼の街”潰しで外食産業が悲鳴
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/286385
2021/03/12 日刊ゲンダイ
「昼間の飲食」が下げ止まりの起因?根拠が不明(新型コロナ対策分科会の尾身茂会長)/(C)JMPA
〈そりゃ夜食えなきゃ昼食うだろバーロー〉〈なんで飲食だけをターゲットにしてんの〉――。
新型コロナ対策分科会の尾身茂会長の“迷言”が、ネット上で物議を醸している。感染拡大防止の名の下、飲食イジメがますます加速しそうだ。
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コトの発端は、10日の衆院厚生労働委員会での尾身会長の発言。首都圏で新規感染者数が下げ止まっている要因として「緊急事態宣言が発令されていながら、昼間の飲食が少しずつ増えているということもある」と言い放ったのだ。
「客観的、社会的に説明のつかない(宣言の)解除あるいは延長はやるべきではない」(尾身会長)と、国民が納得のいく説明の重要性を繰り返していたが、「昼の飲食」をヤリ玉に挙げた尾身発言こそ根拠が薄弱。「会食」由来の感染割合は低いからだ。
東京都の11日の新規感染者335人のうち、判明している感染経路は「家庭内」が最多の74人。次いで「施設内」が47人、「職場内」が17人、「会食」が9人と続いた。8〜10日の感染経路の内訳も「家庭内」が最多の175人で、「施設内」が145人、「職場内」が28人、「会食」が13人。「昼間の飲食が下げ止まりの要因」とは決して言い切れないのだ。
事業再編や倒産が進む
ただでさえ、飲食店は客数減少や時短営業のせいで青息吐息である。東京商工リサーチによると、全国のコロナ関連の経営破綻は11日時点で、1124件(負債1000万円以上)。うち飲食業が最多の192件に上る。外食ジャーナリストの中村芳平氏がこう言う。
「コロナ禍で大打撃を受けた居酒屋は朝や昼のメニューを増やし、食堂にシフトしています。しかし、昼はどう頑張っても夜より客単価が低い。それでも活路を見いだそうとしているのに、『昼もダメ』となったら、一体どうすればいいのか。時短営業の協力金が支払われるものの、固定費がかからないところほど儲かる不公平感は否めません。大手ほど資金繰りに苦しい状況が続いています。政府は事業規模に応じた補償を打ち出すべきですし、このままでは飲食業の事業再編や倒産に拍車をかけかねません」
「夜の街」の吊るし上げに続き、今度は「昼の街」潰しである。飲食イジメを許してはダメだ。
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