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小池知事“菅攻撃”画策不発でブチ切れ!宣言延長も政争の具
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/285969
2021/03/04 日刊ゲンダイ
3日は不機嫌だったという(小池百合子都知事)/(C)共同通信社
また“政局”だ。菅首相が3日、首都圏1都3県に発令中の緊急事態宣言について、7日の期限を2週間程度延長する方針を表明した。
「ブチ切れ」批判を意識してか、会見で浮かべた笑みが不自然だったが、それ以上に気になったのは話しぶりだ。2週間延長について「私の考え」と話し「最後は私の判断で」と、ことさら自らのリーダーシップを強調してみせた。念頭にあるのは犬猿の仲の“女帝”小池都知事だ。
3日、菅首相が会見していた頃、小池都知事をはじめとする1都3県の知事は、ちょうど政府に「宣言延長」を要請するため、リモートで協議中だった。小池都知事は、菅首相に「延長せよ」と突き付け、主導権を握ることを狙っていた。
「小池知事は、1月2日に4知事の『ワンボイス』で、政府に宣言発令を求めた時と同じ構図をつくりたかったようです。延長要請さえしてしまえば、小池知事のペースになる。仮に、菅首相が延長を拒否すれば『小池さんは延長しろと言っていたのに』という世論になり、延長しても『小池さんの判断が早かった』となる。どちらにしろ、小池知事の株が上がる展開になるはずでした」(永田町関係者)
先手を取られ“女帝”ブチ切れ
ところが、今回は菅首相が先に延長を表明。先手を取られた小池都知事は「ものすごく機嫌が悪かった」(都政関係者)という。しかも、結局、4知事による会議では結論が出ず、“合意事項”はなし。
埼玉県の大野知事は「政府の判断は適切だと考える」と政府の方針を評価。「ワンボイス」をつくることが出来なかった小池都知事の“敗因”は菅首相に近い黒岩・神奈川県知事にあったようだ。
「黒岩知事は宣言延長の必要性に言及していますが、4知事で政府に“延長”を突き付けることには難色を示したそうです。おかげで要請が遅れ、菅首相に先を越された。通常は公開しているリモートでの4知事会議も、今回は非公開でした。小池知事の作戦は不発に終わった形です」(都政関係者=前出)
コロナ蔓延を抑えるため、宣言延長は必須だ。しかし、またぞろ菅首相と小池都知事の主導権争いに利用されては、国民はたまらない。都議会議員の上田令子氏はこう言う。
「小池知事は都議選や衆院選など、自らの野望のためにコロナ対策を利用しているフシがあります。政府も指導力を発揮できていません。コロナ対策は、誰かの“お手柄合戦”ではありません。国民及び都民不在の政局は、決して許されません」
過去にもバトルを展開してきた菅首相と小池都知事。いつまで醜い争いを続ける気なのか。
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