http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/845.html
Tweet |
(回答先: フリードリヒ・ニーチェ『マンフレッド瞑想曲』 投稿者 中川隆 日時 2021 年 10 月 06 日 22:54:45)
エルネスト・ショーソン(ショソン、Ernest Chausson, 1855 - 1899)
交響曲 変ロ長調 (作品20)
詩曲 (作品25) ヴァイオリンと管弦楽
ピアノ三重奏曲
3.5点
初期の作品。情緒的な濃厚さがなんとも言えない精妙な奥ゆかしい味付けで響いている。奥ゆかしさは、裏を返せばはっきりしないもどかしさも感じるものだ。20世紀の洒脱なフランス音楽や、19世紀ドイツの構築的な世界も違う、19世紀フランスの濃厚さを室内楽で体現した名作。
アメデ=エルネスト・ショーソン(ショソン、Amédée-Ernest Chausson, 1855年1月20日 - 1899年6月10日)は、フランスの作曲家。交響曲、室内楽、歌曲、歌劇など幅広い分野での作曲を手がけた。
41歳(1896年)のときに作曲したヴァイオリンと管弦楽のための『詩曲』が群を抜いて有名だが、『交響曲 変ロ長調 』や『愛と海の詩』(Le Poème de l'amour et de la mer)、『ヴァイオリン、ピアノと弦楽四重奏のための協奏曲ニ長調』 (「コンセール」)も頻度は少ないものの演奏機会がある。
生涯
パリ出身。はじめは法律を学んでいたが、24歳でパリ音楽院に入り、マスネ、セザール・フランクに作曲を学ぶ。しかし一年で退学し、その後はフランクに師事する一方でバイロイトにしばしば行き、ワーグナーの影響を強く受ける。
1886年にサン=サーンスが組織したフランス国民音楽協会に参加したため作曲のペースは落ちたが、細々と作曲を続けた。パリ郊外のイヴリーヌ県リメーの別荘で自転車事故により44歳で死去し、ペール・ラシェーズ墓地に埋葬された。彼の死により作曲中だった「弦楽四重奏曲」は全4楽章中3楽章の途中までの未完の絶筆となり、友人のヴァンサン・ダンディが補筆・出版した。
主な作品
7つの歌 (作品2) 歌曲
ピアノ三重奏曲ト短調(フランス語版)(作品3)
交響詩『ヴィヴィアーヌ(フランス語版) 』 (作品5)
4つの歌 (作品8) 歌曲
ヴェーダ讃歌 (作品9) 合唱曲
森の静けさ (作品10) 管弦楽
2つの二重唱曲 (作品11)
4つの歌 (作品13) 歌曲
隊商 (作品14) 歌曲
婚礼の歌 (作品15) 歌曲
ミアルカの歌 (作品17) 歌曲
愛と海の詩(作品19) 独唱と管弦楽
交響曲変ロ長調 (作品20)
ヴァイオリン、ピアノと弦楽四重奏のための協奏曲ニ長調 (作品21) - コンセールと通称されることもある
歌劇『アルテュス王』(アーサー王) (作品23)
温室(フランス語版) (作品24)
詩曲 (作品25) ヴァイオリンと管弦楽
いくつかの舞曲(フランス語版) (作品26) ピアノ
3つの歌 (作品27) 歌曲
シェイクスピアの歌 (作品28) 歌曲
ピアノ四重奏曲イ長調(フランス語版)(作品30)
交響詩『祭りの夕べ』 (作品32)
クリスマス・ツリーに (作品33) 歌曲
2つの詩 (作品34) 歌曲
弦楽四重奏曲ハ短調(英語版) (作品35) - 未完の絶筆。
2つの歌 (作品36) 歌曲
終わりなき歌 (果てしなき歌)(作品37) 歌曲
風景(フランス語版)(作品38) ピアノ
小品ハ長調 (作品39) チェロとピアノ
- エルネスト・ショーソン ピアノ三重奏曲 ト短調 作品3 中川隆 2021/10/07 15:19:29
(0)
最新投稿・コメント全文リスト コメント投稿はメルマガで即時配信 スレ建て依頼スレ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。