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(回答先: カール・ニールセン(Carl August Nielsen, 1865 - 1931) 投稿者 中川隆 日時 2021 年 10 月 05 日 13:10:30)
カール・ニールセン 交響曲第4番 作品29 FS 76『不滅』
Nielsen “Symphony No 4 ‘The Inextinguishable’” Karajan & BPO, 1981
指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
ベルリンフィルハーモニー管弦楽団
1981年2月21日〜23日
ベルリン フィルハーモニーホール
1 Part T:Allegro - Poco allegretto 0:00
2 Part U:Poco adagio quasi andante - Allegro 17:55
▲△▽▼
交響曲第4番 作品29, FS 76 は、カール・ニールセンが1914年から1916年にかけ作曲した交響曲である。作曲者自身によって『不滅』(または滅ぼし得ざるもの、デンマーク語: Det Uudslukkelige、英語:The Inextinguishable)という副題が与えられている。
4つの楽章の要素が移行していくという構成になっており、しばしば4楽章や2楽章の曲と誤解されるが、単一楽章の作品であり、2群のティンパニによる競演を特徴とし、ニールセンが手がけた交響曲の中でも特に劇的な作品と目されている。
副題
作曲者自身はデンマーク語で "Det Uudslukkeligge" という副題を与えたが、これは日本語で「消し去り難いもの」や「滅ぼし得ぬもの」といった意味であり、日本では簡潔に『不滅』の副題で親しまれている。また、ドイツ語により "Das Unauslöschliche" と表記されることがままあり、原題が用いられることは比較的稀である。
楽曲
ニールセンの交響曲は、この第4番以降の作品において多調性を採用しており、『交響曲第6番』までの3つの交響曲については基本となる調が記されていない。これは古典的な交響曲のような、基本となる調を設定し、他の調との対比により構成する、という概念を排す意図からである。この第4番はニ短調の全奏部で始まり、クラリネットによるイ長調、間奏となる気楽な田舎風の曲想の第2部(ト長調)を経て、伝統的な緩徐楽章の役割は悲劇的な曲想の第3部に譲られる。第4部では2群のティンパニが活躍し、結末においてホ長調となって締め括られる。
ニールセンの作品では最も演奏・録音の機会に恵まれているが、解釈に特有の問題があり、作曲家のロバート・シンプソンは著書において、主にテンポ設定に関してページ数を割いている。
楽器編成
フルート3(3番はピッコロ持ち替え)、オーボエ3、クラリネット3、ファゴット3(3番はコントラファゴット持ち替え)、ホルン4、トランペット3、トロンボーン3、テューバ、ティンパニ2人、弦楽5部
演奏時間
約35分。
初演
1916年2月1日、コペンハーゲンにて作曲者ニールセンの指揮により行われた。
日本での初演は1968年6月30日に秋山和慶指揮東京交響楽団により行われた。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%A4%E9%9F%BF%E6%9B%B2%E7%AC%AC4%E7%95%AA_(%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%BB%E3%83%B3)
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