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(回答先: 731部隊の人体実験 投稿者 中川隆 日時 2021 年 7 月 26 日 22:01:49)
2021.08.06
帝銀事件の手法
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202108060001/
大多数の人間は自分自身で毒薬を飲もうとしないだろうが、そうした人に毒薬を飲ませるプロがいる。1948年1月26日にあった「帝銀事件」にもそうしたプロが登場する。
その日の午後3時過ぎ、東京都豊島区にあった帝国銀行椎名町支店にひとりの男が現れ、「集団赤痢が発生した」として液状の「消毒薬」と称する液体を16名の銀行員に飲ませたのだが、それは毒薬だった。飲んだ行員のうち12名が死亡した。
行員を操る第一歩として「権威」を利用している。その男の左腕には東京都のマークが入った消毒班の腕章が撒かれていたのだ。そして男は「GHQのホーネット中尉」の命令で来たと告げ、中尉が来る前に「予防薬」を飲むように促す。「東京都」と「GHQ」という権威に人びとは従ったとも言えるだろう。
薬は「第1液」と「第2液」があり、「第1液」は歯の琺瑯質を損傷するので一気に飲む込むようにと指示された。男はまず自分が飲んで見せる。男は上澄みの部分を飲んだのだろう。第2液は第1液を飲んでから1分後に飲むようにと指示したが、これは死に至るまでの時間稼ぎだと考えられている。
説明の後に16名は第1液を一斉に飲み、全員が苦しみを訴える。1分後に第2液が配られ、それを飲むが、直らない。水道の水を飲む人もいた。行員は次々と倒れ、意識を失っていく。第1液だけなら外の人に助けを求める人もいただろう。
全員が意識を失うのを確認してから男は現金16万4000円余りと小切手1万7000円余りを奪い、逃げ去った。解剖の結果、行員は青酸化合物を飲まされたことが判明しているものの、青酸カリとは特定されていない。状況から考え、別の物質だった可能性が高いのだが、「一般人」が入手しやすい化学物質でなければならなかった。
帝銀事件では赤痢、つまり、人びとが恐れるような伝染病が流行していると信じさせ、その伝染病から身を守る薬だとして毒物が飲まされている。死ぬまで行員は毒物を薬だと思い込んでいたかもしれない。勿論、人を脅すために使われる伝染病は赤痢でなくてもよく、実際に病原体が存在しなくてもかまわない。人びとに「悪霊」がいると思わせても良い。毒物もさまざまなバリエーションが考えられる。権威を操り、情報を世界へ発信する力があるなら、この手法を使って多くの人を殺害することも可能だ。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202108060001/
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